日常のニュースからひも解く自らの視点

官僚と経営者が日本を国際地位を貶めている。やはり、人が問題なのである。官僚も経営者もリーダーであるはずである。しかし、私利私欲に走り、結果、落ちぶれていった。ホリエモンしかり、グッドウイルの折口氏しかり、ＮＯＶＡの猿渡氏しかりである。ソフトバンクの孫氏やユニクロの柳井氏は立派な経営者かもしれないが、日本という狭い国のなかの小山の大将にしかすぎない。グローバルで戦える経営者がいない。グローバルで日本をトップの国に押し上げるだけのビジョンや政策をもった官僚や政治家がいない。井の中の蛙で、そのうちゆで蛙になって取り返しがつかなくなるのがおちだ。リーダーがいない。リーダーになるだけの器量をもった人物がいないのである。だから、官製不況、経営者不況といわれる。グローバルな競争のなかでどうやって日本として生き残っていくのか、教育がその根本になければならないが、古典をないがしろにしている日本の教育が元凶であると断言できる。志が道としてなければ、金の亡者におぼれて自殺するだけである。ぶらさがっている大衆はその影響をもろに受けて苦しむだけ。自らが荒波の中を飛び込んで、海図なき航海で道を切り開いていくか、他人に人生をゆだねるだけで終わるのか、事はそこまで個人に迫っている。のんびりは誰一人としてできない。きがつけば、とんでもないところに放り出される。