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日常のニュースからひも解く自らの視点

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村松克哉

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2008年08月12日
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内向きで、こじんまりとすることでよしとする日本企業の経営では、フラット化する世界では、ますます競争力を落とし、現在二流の経済がさらに三流に落ちることが確実だ。もともと、戦後の経営者から現在にいたるまで経営者の資質は劣化している。数字で実績を示し、真の意味での経営者育成がなされてきていないからだ。単なる偶然、幸運、そして、社内抗争を勝ち上がった社内政治の比率が高いことが原因だ。日本企業の経営者は確実に劣化している。官僚も劣化している。選択と集中、さらなる成長、次世代への投資をしない経営者は経営者とはいえない。自身在任中は大事はできないというこじんまりした経営者は結局、その会社を危機に陥らせるだけの元凶であるといえる。日本人にしかできない仕事をつくらなければ、日本人は生き残れない。新興国にできることが、今の日本企業のやっている仕事の大半を占めるようになっている。そうすると、日本人労働者が干上がるのは当然である。





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最終更新日  2008年08月12日 07時25分47秒
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