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日常のニュースからひも解く自らの視点

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村松克哉

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2008年08月17日
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自民党と公明党の予算運営は毎年、支出の半分を借金し続けて、官僚が無駄遣いをしている。そして緊急経済対策は森政権以来、30兆円も使っているが、何の効果も生んでいない。貧しい人に食券を配るだの、子供の多い家庭に金券を配るだの、土建業者に道路とハコモノを作らせるだの、ダムを作るだの、何の意味もない。緊急経済対策とは国家戦略としての産業育成のための投資であるべきである。かつて、半導体産業育成に投資を行ったのと同様な投資が必要である。中国や韓国にものづくりを奪われては、日本はどうなってしまうのだろうか。金融やサービスは欧米に占領され、日本は次なる世界でリードするための産業を生み出すことが喫緊の課題である。しかし、官僚や政治家には悪知恵しか働かず、王道たる国家戦略の知恵がない。世界をリードするためのビジョンがない。それもそうだ。内弁慶で東大出たことが勝者だと思い込んでいる井の中の蛙であるからだ。政権交代で民主党に官僚改革を委ねなければこの国はトコトン駄目になっていくだけだろう。





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最終更新日  2008年08月17日 20時59分09秒
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