カテゴリ:すべては有権者の責任
「子供が餓える事のない世界をつくりたい。行動しなければ始まらない。」といって、志半ばで死んでいった、ひとりの日本人青年がいたことに感動した。久しぶりに美しい日本人を思い出した。醜い政治家が「美しい国」プロジェクトを発足していたが、自らの失脚とともに形骸化したが、そんなこととは関係なく、美しい日本人が存在することをあらためて思い出させてくれた。しかし、これにつけこんで、醜い政治家、官僚が跋扈していることも醜い日本人が目立っていることの証左である。自民党と公明党である。町村官房長官は、この美しい日本人が死んだ事件に関連し、インド洋での自衛隊の給油活動を継続する方針を示した。これに対して、NGOは「方向が違うんじゃないか。だから武力がやっぱり必要だというのは浅すぎる。」と失望の色を隠せない。違う形の関与の仕方を「平和国家日本」として考えるべきだと思うとコメントしている。テロは貧困から生まれる。武力では外国人排斥運動が高まり、テロの連鎖がとまらない、武力投入も際限なく続き疲弊するだけである。貧困をなくす活動こそが国際貢献である。武力ではなく、NGOを中心とした支援活動を行うべきである。そして、自衛隊は、日本国民を守るべき存在であるべきで、NGOの人々を守ってほしい。決して、自衛隊は米国のために存在しているべきではない。話は変わるが、参院での野党が多数を占める状況を切りくずさんと、自民党は民主党の議員を離党させる動きをしているようだ。これにより、渡辺秀央、大江康弘、姫井由美子の三氏が民主党から離党、自民党系の無所属グループ(郵政造反グループ)と合流し、新党を結成するらしい。民主党は、これに反応せず、粛々と選挙対策を進めれば良い。国民は、これら三氏は国民に対する背信行為としかみていない。次の選挙で確実に落選の憂き目に会うだけだ。自民党や公明党は、すでに政党としては信頼を失った政党である。相も変わらず、金に汚く、事務所費問題がほとんどの自民党議員にあり、誰が大臣になっても不適格の烙印を押されるだけ。公明党も最近、選挙対策で低所得者に定額減税を打ち出しているが、何の経済対策にもならず、ばらまきにすぎない。そのつけは、国債発行か増税で国民が背負わされるだけである。こんな政権与党をいつまでも続けさせてはならない。早く、衆院解散総選挙にして、政権を変えなければ、国民のための政治はいつまでたっても実現されない。官僚と生産者のための政治が続くだけである。
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最終更新日
2008年08月29日 09時09分16秒
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