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日常のニュースからひも解く自らの視点

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村松克哉

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2008年12月26日
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クリスマスイブに放映された「あの戦争は何だったのか」をみた。一部の官僚が引き起こした大東亜戦争というより、国民も戦争すべしとして起こされたものだったという感がしてならない。それは今の時代にもいえることである。政治家や官僚のレベルは国民性を表している。批判の的になるのは政治家や官僚だが、その体制をそのまま維持させているのは国民だからである。情報の不透明なことが間違った見識を生み出してしまうのも問題である。間違った情報、煽動する知識人の考えに国民は影響されやすい、弱い存在である。しかし、国民が立たないと改善はされない。それが選挙である。少なくとも自民党による一党独裁、宗教と政治の分立ができていない公明党の存在は問題であると思うべきである。官僚は政治家と関係なく肥大し続け、小人が権力をほしいままにしていることも問題である。そして、小中学校での義務教育も知識偏重の弊害に陥り、人は何のために生きるのかを理解しないままに、ひたすら知識だけを詰め込む教育も子供たちを地獄の淵に誘導しているようなものである。先哲の思想をよく幼少期、青年期に学ぶことをしないと世界は終りである。せめて、近代にいた偉大な先人、安岡正篤氏の本を義務教育の柱に取り入れてはどうか。それだけで、この国は甦ると私は思う。今の大人ちは狂っている。ほんの一部の良識ある大人たちは将来を担う子供たちを絶望の淵から救わなければならない義務がある。





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最終更新日  2008年12月26日 10時36分05秒
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