エゴリーマン 通勤電車の巻
毎日、何度か乗換えを繰り返しながらの通勤。通勤電車に揺られて1時間ちょっとかけて会社に向かっている。満員電車に乗っているとかなりの確率で、気になる人を見つける。気になる人であればいいのだが、エゴ丸だしな人もよく見かける。今日はそのエゴリーマンのこと。満員電車になると駅に着くたびに人の出入りが激しくなる。そのためドア際にいる人は毎回ホームに出て、入ってを繰り返す。そこでまず遭遇した。ドア際に立っているエゴリーマン1号がドアが開いて他の乗客が降りるにもかかわらずホームに出ようとせず、ずっとその場に居ようとするのだ。電車から降りたい乗客にとっては迷惑。しかも、そのエゴリーマン1号は乗客がどうにかしてホームに出させようとしているのにもかかわらず耐え抜いた。そこまで必死になることが僕には理解できなかった。乗り換えて別の電車に乗ったときのこと。やっぱり満員電車でホームから大量に乗客が入ってきたときは、すごく押されて、はじめ立っていたところとは全く違うところに行かざるを得なくなる。それはしょうがないし、そうしないとダイヤが乱れる可能性もある。僕が電車に乗ってすぐに勢いよく押され、なすがまま車両の中のほうにいくことになったが、途中で中にいけなくなった。後ろからはまだ圧力が来ているのに壁が出来て進めなくなってしまった。そうエゴリーマン2号がそこに。いかにも団塊世代で「俺が今の日本を作ってきたんだ!」といわんばかりの人だった。今の日本を作ったということは事実だから僕は敬意を示したい。だが、壁を作ることは無いじゃないか・・・。まさにサンドイッチ状態・・・。加齢臭がさらに僕を追い詰める。「あぁ、気持ち悪い。なぜ朝から、こんなことが・・・。」耐えられなくなった僕は、壁をよけるようにして車両の中のほうへ逃げ込んだ。ただでさえ、通勤電車は窮屈だし臭いし、ストレスが溜まるし、暑いし・・・、いいことは無い。彼らにとっては自分のエゴを丸出しにすることでバランスをとってるのだろうか・・・。いずれにせよ、いい迷惑だ。 僕も周りの人からエゴリーマンに思われないようにしないと・・・。