優しさにつつまれて

「ふきの炒め煮をおすそ分け。」と、実家の両親がやって来た。

前触れも無く来た両親に、「墓参りに行きたい。」と、お願いした。

一瞬、顔を見合わせる二人。

父が運転する移動の自家用車の中でも、

「お姉ちゃん、大丈夫なの？」と、母が心配そうに声をかける。

「大丈夫だよ。前より寝込むことが少なくなったよ。散歩もするし。」と、長男。

・・・・２４、２５日は、体調不良(マイツキのコト・・・)でぐうたら寝ていましたが。

母方の先祖の墓。地震後、立て替えてから始めて来ました。

両親との写真撮影は、久しぶり。

母は私が縫った『和柄のエプロンドレス』を気に入って着ています。

同じデザインの洋服を同時に着るなんて、何十年ぶり？もしかして、始めてかも。

一昨年の６月２８日に他界した伯父の家へ。

やっと、仏壇にお参りが出来ました。

葬儀に贈った蓮の花の電気？と、ブリザーブドフラワー。

三回忌を迎える今も、大切に飾られてあった・・・。嬉しかったなあ。

帰路の途中のホームセンターで買った『ゼラニウム』

「自律神経に効くらしいよ。」と、言ったら、父も同じ花を買った。

二階のベランダに大きなゼラニウムの鉢がある。

最初はこの臭いが苦手だったけれど、

今はね、大好きなの。なんだか落ち着く香りなんですよ。

「お見事！」と、園芸の師である父を唸らせた、『大文字草(ゆきのした)』

思いがけず両親とお墓参りに行けたし、一緒に買い物が出来ました。

母は、「良かったねぇ～。だけど、急に無理しちゃ駄目だよ。」と、何度も何度も・・・。

数年前、「花を育てると、元気になるぞ！」と、言ってくれた両親に、あらためて感謝。