１年ぶりの里帰り

September 30, 2008

(8)

一週間ほど、パパと一緒に私の愛知の実家に帰省していました
もちろん月ちゃんも一緒にに乗って帰ったことでしょう

前回の帰省はいつだったかな…と思い出すと、昨年の同じ時期。
もう１年も帰っていなかったんだ…
本当は、里帰り出産する予定だったんだよね
実家＆地元大好きで、ちょくちょく帰省していた私としてはビックリな事。

今回の帰省はなんだか今までとは違う気持ちでした。
まず…親戚や友人に月ちゃんのことを報告しなくちゃと、とても緊張していました。

何日かに分けて、ランチがてら会いたいと思っていた友人とも会うことができました
でも、会ってしまうと緊張はどこへやら
久しぶりに会っても変わらないものですね

私が友人達と会っている時、パパはどうしていたかというと…
一緒に行ける場合は一緒にランチに参加させてもらったり、ひとりでお茶しにいってたり、スポーツクラブに泳ぎにいってたり…と彼も楽しんでいました。（たぶん；）

今回の私の最大の目的は…
高校時代からの親友、Ｋｕｍｉに、月ちゃんの写真を見てもらうこと
Ｋｕｍｉには月ちゃんの全部を知っててもらいたい。

前回Ｋｕｍｉに会ったのは、２月に入院している病院に名古屋から突然会いに来てくれたんだよね
嬉しかったなぁ…元気もらったな。

そう…その夜、先生から、あの辛い告知を受けたんだよね。
月ちゃんが１８トリソミーであること、生まれることさえ出来ないかもしれないこと…

やっとＫｕｍｉにパパが撮り続けた写真を見てもらい、頑張って生きてくれた月ちゃんの１５日を見てもらった気がして。
案の定、Ｋｕｍｉを泣かせてしまったけど…
Ｋｕｍｉも「あら！月ちゃん、パパにそっくり♪」って

本当は、親バカな私たちは「月ちゃんアルバム」を多くの友人に見てもらいたいとも思うのですが…
やはり結果、泣かせてしまうことになり申し訳ないので…
いつも持ち歩いているロケットキーホルダーに入った月ちゃんのアップ写真とパパが月ちゃんを抱っこしてる３人家族の写真を見てもらいました。

今回、友人達に「月ちゃんって、こんなに可愛い子だったのよぉ～」と伝えられた気がして、また私の中でひとつ区切りがついたような気持ちです

私には９６歳になる祖母がいるのですが、その祖母も４歳の娘と６０過ぎの息子の２人を亡くした、ある意味、「天使ママ」。
私が赤ちゃんを亡くしたことを、とても心配してくれており、１年ぶりに会うことが出来ました。
その祖母が「子供を亡くしたことが、今までで一番辛い事だった…」と。
９６歳の祖母が言うと、とても実感がありました。
そっか…私もこれ以上、辛いと思うことってないのかな

実家に帰るとどうしても外食や喫茶店に行くことが多くなります
実家ご飯も、大勢で食べるので、どうしても美味しくて食べ過ぎちゃう

今回もたっくさ～ん美味しいものを頂きました
尾張地方って美味しい（しかも安い！）お店が多い気がします。
フリーペーパーのグルメガイドもとても充実していて、クーポン券など大活躍

あまりに美しくてを撮りまくり
せっかくだからＵＰしちゃいます

まずは、私達の１年ぶりの帰省と弟夫婦の妊娠を祝い、父の知り合いの中華のお店で頂いたお料理の一部。ご主人は麻婆豆腐でおなじみの陳さんのお店で修行されていたそうです。
鳳凰の前菜盛りは本当に見事
フカヒレの姿煮やアワビ入りのスープなど、超豪華でした

弟が買ってきてくれた「REGNIE」のケーキ
器も素敵で、久しぶりに美味しいケーキを頂きました