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カテゴリ:ぶっくす
久々に読書感想日記…になる予定。
連休含めて一気に読破。 たぶんきっかけはそこ。 で、軽い気持ちでチェックした一方で、買ったのはここ最近…のはず。 それにしても驚いたね。きっかけから何年後だっつー話で。 ボンコさんのブログで紹介された『黒い家』を読みました。 若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自の調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに……。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。 (裏表紙より) ホラー。うん、確かに怖い。 っつーかね、この作品、ヒトって生き物が大変なことになってます。 (あえて「ひと」はカタカナで) 正直、あんまりオススメしません f^_^; その場面を頭の中で想像すると力が抜けるね。俺の場合だけど。 よくもまぁこんな物語を考えられるわ。そんな発想が出てくるわ。 フツーじゃないよ、貴志祐介さん(←褒め言葉)。 いったん事件の全貌が見えてからもうひと山。 その辺は残りのページ数で 「まだあるなー…」なんて先読みできちゃいますけども(笑) 実際にこんな事件が自分の身に起きたら、自分が巻き込まれたら トラウマどころじゃ済まない気がする。 Wikipediaによると 「書評家の西上心太は 超能力や妖怪などの超自然的存在を利用せずに 血も凍る恐怖を描くことに成功した、と評している」 とのことで。 まさにだね。 ただ単に人が殺されて、ということではなく、"惨"殺されるわけだし。 内容的にはハラハラドキドキで 裏表紙にあるようにノンストップな勢いで読み進められました。 保険の仕組みも興味深い。 読んでみようかなーと思った方 食前に読むのは避けるのが賢明かと思われます。 あとは自己責任でよろしく(笑) 余談。 犯人と格闘、なんてシーンになると どちらか一方、あるいは双方が男の場合 「急所ガツンで終わりだよなー…」 と思っちゃうのはシロートでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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