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ニュースです。
昨日の日記に続いて『適時開示情報閲覧サービス』ネタです。 パナソニック株式会社から 『パナソニック株式会社によるパナソニック電工株式会社及び三洋電機株式会社の完全子会社化に向けた合意のお知らせ』が発表されました。 今朝の朝刊でこの情報は一面に載っちゃいましたが、 パナソニック、パナソニック電工、三洋電機、三社のIR担当の方々見事な連携。 通常は発表当日の新聞にスッパ抜かれ、同時に同様の文章で打ち消すところ、 発表時間をずらし、かつプレスリリース文も異なる表現です。 まず、8時20分にパナソニック電工です。 『本日の一部報道について』 本日、一部報道機関から、当社株式の公開買付けに関する報道がありましたが、これは当社が発表したものではありません。 続いて、8時55分に三洋電機です。 『一部報道について』 本日、「パナソニック株式会社による当社完全子会社化」等の一部報道がありましたが、当社から発表したものではありません。 そして、9時00分にパナソニックです。 『本日の一部報道について』 本日、当社による公開買付と増資等に関する報道がありましたが、当社が公表したものではありません。現在決定した事実はありませんが、決定次第すみやかに公表します。 微妙に違いますね。 結局は、15時30分に三社揃って、 『パナソニック株式会社によるパナソニック電工株式会社及び三洋電機株式会社の完全子会社化に向けた合意のお知らせ』を発表しました。 株式公開買い付け(TOB)を行った上で株式交換をする方法で、2011年4月をめどに完全子会社化する計画です。 買収総額は8000億円を超える超大型ディールです。 パナソニックの財務アドバイザー(FA)は野村証券。 三洋電機のFAはアビームM&Aコンサルティング。 パナソニック電工のFAは大和証券キャピタルマーケッツ。 8000億円を超える特大ディールならアドバイザリーフィーも目の玉が飛び出るくらいに高額でしょうね。 しかもフェアネス・オピニオンを提出しているんだから、半端なフィーじゃないでしょう。 何億円じゃなくて何十億円?総額100億円以上のアドバイザリーフィーだったりして・・・ 注目されるのは、パナソニックグループとして、 ブランドは、将来的に原則「Panasonic」へ統一する方向とのこと。 事業・地域によっては一部「SANYO」の活用も継続するようですが、基本的には「SANYO」ブランドは消滅に向かうようです。 見慣れた「SANYO」ブランドが見れなくなるんですね。 トヨタF1は昨シーズンで撤退しましたが、今年も参戦していたらPanasonicブランドを世界に浸透させる広告塔として大活躍だったでしょうに。 創業者松下幸之助氏の「松下」を社名から消し去り、「パナソニック」に変更したのが2008年10月。2009年12月に三洋電機を子会社化して、そして今回の発表です。 世界での生き残りをかけて矢継ぎ早に先手を打つ、流石グローバル企業です。 日本のご同業ライバル企業は、今後どう動くんでしょうか。 業界再編は一気に進むでしょう。 【ブログランキング参加中】 応援宜しくお願いします!確実に開くまでしばしお待ち下さい ブログ村 通販ブログ BlogPeople「稼ぐ話/アフィリエイト」ブログランキング ブログケンサクエンジン
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