カテゴリ:美術
天皇陛下御即位20年を記念しての「皇室の名宝・日本美の華」展もあと3日となった昨日、友人と3人で遅ればせながら行ってきました
一昨日は皇太子様、昨日は天皇陛下様がご来場されたとのことです。 一期では近世から近代にかけての絵画と工芸の名品の展示、二期は天皇家所蔵の御物をはじめ、東京で久々の公開となった正倉院宝物・法隆寺献納宝物・考古遺物の展示でした。 まず考古遺物を中心とするいにしえの世界から始まり鏡やはにわなどの展示、教科書でおなじみの聖徳太子像、法華義疏など聖徳太子ゆかりの作品の展示 書では王義之、小野道風筆の玉泉帖、藤原行成筆の粘葉本和漢朗詠集、藤原定家らの名筆の数々、平安時代から江戸時代までの能書家や宸筆の名作 絵巻作品は「春日権現験記絵」や「蒙古襲来絵詞」などの絵巻 そして天皇の直筆の書(宸翰)と京都御所しつらえの狩野探幽筆「源氏物語図屏風」などの優美な世界が展示されてました。 奈良時代の「紺夾纈施几褥」など1200年前のものと思えないほどの発色の良さに驚き、「螺鈿紫檀阮咸」の夜光貝の真珠の輝きは目を見張るほどで、よくここまで管理・保存されてきたものだと感心しました 国で管理してきたので海外に流出しないですんだのでしょう。 これからも受け継いできた日本文化の粋を後世まで伝承して欲しいものです。 29日までとあって、かなりの混みようでした。金曜日は8時までやっているので夕方になっも会社帰りのひとが続々と来てました。 上野の森は銀杏の黄葉が目映いほどで一番見ごろのようです 帰りながら、国立博物館の近くに法隆寺博物館やアジアギャラリー(表慶館)があることを発見 法隆寺館はセンスの良い建物に人工池を配し展示室は静寂な空気が流れていて、とてもいい雰囲気です。 何回も国立博物館には来ていたのに知らなかったですね 夕飯は法隆寺館1階にあるHオークラのレストランでちょっとリッチにステーキを 留めにあんみつを食べようということになり、公園をブラブラ散歩して腹ごなし広小路へ出て「みはし」でクリームあんみつを食べおしゃべりして、芸術の秋・食欲の秋を満喫した1日でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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