カテゴリ:美術
日本橋三越で開催されてる「岩合光昭ねこの写真展」に行ってきました
友人のOさんとですがOさんもねこ好き。私の所は最後のねこが5年前にOさんの所は3年前に亡くなりお互いに飼いたいけれど飼えない状況で、ねこの可愛さに飢えてます。 入場券と買ってきた単行本 まず会場に入るとパグとねこのツーショットのパネル、そして岩合さんのメッセージが… まず北海道から沖縄までのネコたち… あちこちから、あららららら~可愛い~~ うちの子にそっくり!の声 会場はほんわかムード、皆目尻が下がりっぱなしです そしてイタリア、モロッコ、スペイン、ガラバゴス、トルコなどのネコちゃんも。 海外の作品はネコの可愛さもさることながら、紺碧の海と白壁の建物とのコントラストの素晴らしさにも感動です。 又岩合さんの飼ってた海ちゃんの生涯の写真も。 岩合さんが30年以上に及び撮り続けた250点の作品からは、ネコの愛くるしい表情、自由で気まま、我がままで勝手(ねこ好きはここがたまらない)、たくましさが見事に写し出されてます。 けして愛くるしいとは思えない猫たちからは、なんとも言えぬ温かさが伝わってきます 何かをじっと見てるネコの姿が多かったですね。ネコってそんな時なにを考えてるのかな~なんていつも思ってます。 撮影してる様子をビデオで放映してるのですが、岩合さんが這いつくばって撮影してるそばに他のネコ達が寄ってきて、仲間のように扱われてる姿に驚きました。撮られてるネコもカメラ目線をしてるように思うほどです。 とにかく猫キチにはたまらない作品ばかりですが、お客さんの多さに驚きました 私の猫との関わりは物心付いた時からです。昔はどのお宅でも当たり前のように飼っていましたね。 赤ちゃんが何匹か生まれると兄妹で自分のねこを決め、それぞれのねこを可愛がるわけです。私はよくポケットに入れて可愛がってました。 でも子猫を家で飼うわけは行かず、しっかりしてくるとどこかにもらわれて行ったのですが、その時の悲しさは今でも忘れません 名前はずーと「ミーコ」で、結婚してから飼ったねこもミーコ。最後のねこは2匹飼ってたので「チロ」 このチロが最後のネコだったのですが、息子の反抗期、受験、大学受験の失敗、浪人、私の病気、父の介護等など山あり谷ありの人生にどれ程チロに癒され助けられたことか… 思い出すのが、息子が私と喧嘩したときなど、息子はチロを抱えて自分の部屋に行くわけです。八つ当たりされたかどうかはしゃべれないので分りませ~ん それからまもなく居間に戻ってきた時は、喧嘩してたことは忘れたように普通に戻ってるのです。ねこを抱くことで気持ちが落ち着いたのでしょう。 我が家は「ねこが取り持つ親子の仲」だったように思います 5年前に亡くなったのですが、その時息子は亡骸を抱いて自分の部屋に連れて行きましたが、お別れをしてたのでしょう。 動物って飼うのは大変です。でもそれ以上のものを与えてくれました。 ぬくぬくとした毛を撫ぜてるだけで癒され優しい気持ちを取り戻せます。 嫌なことがあって帰った時、玄関に下りてドアの前で待ってるねこを抱き上げるとすっかり嫌な気分は忘れてしまいました。 どうしても私になつくので、主人は気を引こうと食事をお裾分けしてました。 食事のときはいつも主人の横にチョコンと座りおこぼれを待ってました。中々あげないと膝に手を置き、がりがりと爪を立て催促してました。 ズボンがささくれ立ってしまうのでいつも同じジーパンにしてましたが、ささくれ立った所だけを思い出に切ってとってあります。 可愛いネコちゃん達を沢山見てきて、飼いたい衝動に駆られてます。 今、子猫を目の前に連れて来られたら、うちの子にしてしまいそうです でもこれから益々留守にすることが多いので、やっぱりダメよと自分に言い聞かせてますが… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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