カテゴリ:読書
最近、こういった日本の現状を憂える論点の書籍が目につく。 そう思っている人が多いのだろうし、実際理解できないような、 事件、出来事も、年々増加しているように思う。 ただ、こういう警鐘みたいなものが、何か、打ち上げ花火のように 上げられていても、それが、なんらかの力にならないのは 何なんだろうか。 この本、雑誌「ダカーポ」に連載されていた「メディア時評」を まとめたものの続編。 各種メディアの姿勢が、批評の主な対象になっているが それ以外にも問題はいろいろな分野でおきているのではないか。 雑誌では読んでいないが、小泉が首相になったのと期を一にしている。 なにもかもが小泉の責任などとは毛頭思っていないが タイミング的に槍玉にあげられがちだ。 彼が颯爽と登場した時は、誰もがひょっとしたらこの国 変るんじゃないかと期待したのではないかな。 結果はあえてどうのこうの言わないが 「おきらめ感」が増徴しただけのように思える。 おいらたちは、そのうちいなくなるからどうでもいいけど 子供たちの世代が気の毒でどうしようもない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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