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終活日記

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2006年12月28日
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カテゴリ:読書

今年はジョン・ディクソン・カーまたの名を
カーター・ディクソンの生誕100周年だとか。
これを記念した、カー・ファンの日本の中堅ミステリー作家8人の
オマージュともいうべき書き下ろしのアンソロジーです。
中堅といったら失礼なのかも知れないけど
他の作品をおいら読んだことないから。笑
評価的にはまあまあかな。
カーといえば短編ミステリーの名手。
ずいぶん昔に文庫本を読んだが、内容は忘れた。

タイトルにあるような、密室、トリック、本格などという
文句を見ると、基本的においらは読む気力がうせる。
実際の殺人を犯すのに、いろいろな道具を使って
トリックを仕込むような、しちめんどくさいことを
する例なんてわずかだろう。
読み物だと言ってしまえばそれまでだが。
興味があるのは「動機」とそれまでに至る人生の描写。
こういうのをねちっこく書かれると、途端に降参する。
カーの作品は密室のたぐいばかりじゃなかったと思うが。
全て読んでいるわけじゃないから、分からない。
装丁にひかれて読んでしまった。







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最終更新日  2006年12月28日 19時38分02秒
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