カテゴリ:読書
「邪馬台国」というのは、ロマンの薫り高い興味のつきないテーマです。 その所在地が九州説、畿内説を中心に、諸説入り乱れて推定されている。 遺跡、遺物によるものもあるが、「魏志倭人伝」に書かれている 水行、陸行、里などの距離の見方や表されている国の解釈 によって諸説分かれている。 研究者の数だけ邪馬台国があるといってもいいくらい。 関連した書籍は何冊も読んでいるが、その都度説得されて どこがどうなのか、ますます分からなくなる。笑 おいらのお気に入りは、推理作家、高木彰光の「邪馬台国の秘密」 で書かれた「宇佐説」。 なるほどなあと感心して読んだものだ。 これ小説としても面白い。 この「邪馬台国への旅」は、これらの諸説を50選び その所在地と根拠をガイドブックの形式でまとめたもの。 写真もふんだんにあるが、現地探検おすすめ度として 本命度、説のユニーク度、論者のキャラ、考古学スポット 観光スポットという項目で☆五つで評価しているのが面白い。 旅行会社のパック旅行も手軽でいいが、こういうガイドブック を片手に、自分の足で歩き回るのも知的でよいのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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