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終活日記

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2007年02月09日
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カテゴリ:読書

問題になっている「いじめ」だが、その実態となると
なかなかうかがい知ることがないのではないか。
ましてや、おいらのような、子供のいない人間にとっては
報道の内容で推測するしかない。
この本では、実際に起こっている「いじめ」の典型例を
いくつか紹介しているが、狡猾、陰湿、執拗な行為に
驚くというより、胸糞が悪くなる。
もちろん、おいらたちの時代にも「いじめ」はあったが
もっと子供らしい、からかい程度のほうが多かったように思う。
「いじめ」をうけている子供に、「死なないで」などと言っても
救ってもらえない限り、こいつら全然分かってないという
反応のほうが強いのではないか。
この対処の仕方がなかなか一筋縄ではいかない。
巻末に「いじめ」にあっていないかという、チェックリストや
その対応方法も載っているが、ケースバイケースではないのかな。
関係者は何らかの努力はしているものと思うが、
学校側と親との認識にはだいぶ差があるように思う。
というか、手口が巧妙なだけに、分かってはいないのでは
とさえ思えてくる。
こういう実態の一部を垣間見ると、底の深い問題だと感じる。






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最終更新日  2007年02月09日 19時13分39秒
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