カテゴリ:読書
ミステリーは好んで読むが、マニアというほどでもない。 コナン・ドイルのシーロック・ホームズ物も まだ一冊も読んでいない。 特に理由があるわけでもないが、根が新しいもの好き。 ついつい新刊書が優先されて、いわゆる古典というものは 時間的な余裕がないため、後回しになる。 本書もホームズやワトスン君は出てくるものの ドイルの作風やホームズなどのキャラクターを模倣した パスティーシュと呼ばれる作品だ。 もちろん著者のケイレブ・カーは熱烈なシャーロキアン。 およそ300年前(といっても現代からではなく ホームズが活躍した時代から)、メアリ女王の秘書が 全身数10箇所にわたり、刺されて殺されたが それと全く同じ手口で、同じ場所で、ふたりの人間が 刺殺された。 その真相と犯人を求めて、ホームズとワトスンが 現地に赴くというお話。 本家のものを呼んだことないから比較しようもないが ホームズとワトスンの掛け合いなど、遜色はなく なかなか雰囲気は出ているのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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