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終活日記

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2007年02月27日
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カテゴリ:読書

出久根の作品はいろいろあるが、やっぱり読んでいて
暖かい気持ちになるのは随筆、特に古本屋のことを
書いたもの。
「逢わばや見ばや」これで完結のようだ。
古本屋に就職し独立し、また作家との二束のわらじを履く
ことになる現在までと、時代の背景や様々な人物との付き合いなど
のんびりとした雰囲気で流れていく。

本好きなら誰でも、古本屋になってみたいと考えたこと
は一度はあるんではないだろうか。
どこの町にも「ブック・オフ」がある現在
よほど個性的な品揃えでないと、商売は成り立たないと思うが
古書に取り囲まれた商売なんて採算関係なしに
おいらなんかは、いいなあと思う。

現在、日経新聞にも水曜版で随筆の連載をしているが
この出久根氏、まだ62歳だと思うが、若くから
仕事をしていたせいなのか、どうもジジくさくていけない。
もっとみずみずしさ?もあっていいのではないか。笑






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最終更新日  2007年02月27日 09時18分24秒
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