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終活日記

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2007年03月06日
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カテゴリ:読書

このところ「いじめ」に関連した出版物が
多くでているが、前に紹介した「教室の悪魔」は
ベストセラーになっているようだ。
この本も2刷だから、そこそこ売れているようだ。
それだけ関心が高いということだろう。

新学期、クラス替えが終わり、新しい仲間との
生活が始まったばかりの中学、掃除でのトラブルから
いじめが始まる。
殴る、蹴るの暴力が連日続いていく。
ストーリーはいじめの始まりから収束までを追った
実話をもとにした小説です。

子供のけんかに大人が口を出すななどと言ったのは
けんかにもルールのあった昔の話で
歯止めのきかないいまの子供達には
大人がしっかりとした対応をとらないことには
解決は難しいのではないか。
この例でも、実話をもとにしてるから事実なんだろうが
学校側の真摯な対応が解決に繋がっている。

最近の現実の報道を見ると、いじめを認めたくなかったり
保身優先の学校側の態度や、わが子がそのようなことをしていない
といいはる親などの態度が散見される。
要するに、行われてるいじめを直視するのではなく
自己中心的にとらえようとしているところに問題がある。
親や教師がおかれている状況を認識し、そのケースに応じた
対処をしないことには、どうして解決などしようか。
最悪の結果になってからでは遅い。
いじめる側の子供にしたところで、いじめるために
生まれてきたわけではない。
そこまでに至る心理に、大人の思い込みの犠牲になっている
ケースも多いのではないか。

子供を持つ親ばかりでなく、文章もそんなに難しくないから
子供達にも読んで欲しい本である。







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最終更新日  2007年03月06日 13時10分40秒
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