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終活日記

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2007年03月30日
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カテゴリ:読書

ロシアの作家、しかも時代設定が1878年ということで
正直のところ、あまり食指が動かなかったのだか
展開の面白さ、軽妙な語り口で、あっというまに読んでしまった。
ミステリー・ブームの続いている現在だが
硬いイメージの岩波書店もこういう本を出すとは。

パリ、グルネル通りのリトルビー卿の屋敷で
卿を含む家族など10人が短時間に殺害される
というとんでもない発端で物語が始まる。
そして、舞台は犯人が逃げ込んだとされる
豪華客船リヴァイアサン号へと移って行く。
主人公のロシア人外交官、フランス人の警部
留学帰りの日本人、そしてイギリス人の乗客など
各国の人種が入り乱れて犯人探しが行われる。
この船上でも殺人事件が。
逃げ場のない船の上ということで、スリリングに
展開していく。
そして結末も・・・






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最終更新日  2007年03月30日 08時31分38秒
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