終活日記

すすれ！麺の甲子園
近頃、ラーメンごときにカリスマなんとかと言って
まこともって、しゃらくさい。
あんなもの、ダシをいろいろいじくりまわした
だけのもんだろう。
この本も、全国の麺類を食べ歩いて、優劣を決める
というお遊び企画。
いいなあ、遊んでいて飯が食えて。
まあ、病院の時間つぶし用の本だ。

そう頻繁に行くわけでもないが、旅行に出かけて
何を食べるかと言ったら、勝手が分からないから
うどんや蕎麦屋に入ることが多い。
そんなわけで、この本は、全国の麺を取り扱っているが
言わんといていることが、なんとなく分かる部分がある。

富山の麺が塩辛いとあるが、確かに、旅館の朝飯につく
みそ汁も、辛いというより塩辛い。
富山でお土産といえば、イカの塩辛の黒作りだから
これも塩辛い系だから、そういう土地柄なのか。

名古屋の食い物の話をすれば、おいらも一冊くらい本書けるが
味噌煮込みだけは評価してよい。笑
ただし、価格がどんどん高くなっているのはいかがなもんか。
きしめんも、かつおぶっかけの、素きしめんが一番うまい。
そのうち味噌カツきしめんなんてでてきそうだが。
もうあったりして。
池下だったかに、日泰寺（字違ったかな）なんていうお寺が
あって、ここの境内に石田屋といううどん屋があったんだが
ここのうどん定食がすごい。
定食というからに、うどんに飯がつくわけだが
おかずがイモサラダ。
炭水化物ばっかりではないか。
それだけではどうってことないが、大なんてのを頼むと
飯の量がとんでもない。
注文すると、大丈夫ですかと聞いてくる。
まだあるのかなあ。笑

四国をラウンドした時は、当然讃岐うどんばっかり
比較しながら食っていたわけだが、焼酎の梅割りよろしく
「梅おろし」ばかり食っていた。
大根おろしと梅干をトッピングしたもの。
確かに麺はうまいのだが、どこも梅干がイマイチ。
やはり、ダシなし醤油ぶっかけが正統な食い方なんだろうか。

地元にも旨いうどん屋がある。
というか、あったというほうがいいのか。
なにも入れない、素うどんがうまくて
世界一と吹聴していたが、最近行ったら？
ひもじかったガキの頃の味覚なんてあてにならない。

まあ、味覚なんて人それぞれで、普遍的なものはない
と思うが、ああでもない、こうでもないと話するのも
ひとつの楽しみかも知れない。