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終活日記

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2008年05月26日
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カテゴリ:読書

奇縁まんだら
瀬戸内寂聴は昔、晴美と言っていたが
渡辺淳一程度の評価しかしていなかった。
それなら、今は評価しているのかと言われれば
・・・・・。汗
ただ得度した時に見方を変えたのは確かだ。
んなことはどうでもいいんだが、
この奇縁まんだら、現在も日経新聞で連載中だ。

ずっと読み飛ばしていたが、さすが、田村俊子の項が
面白くて、こうして過去のをまとめた本書が
読みたくなったわけだ。
とにかくそうそうたる作家たちが現われる。
瀬戸内自身も大正生まれだから、接点もあっても
おかしくないが、積極性もなければ、こうまで
交流できないだろう。

作家、特に故人となれば、作品、あるいは評伝でしか
その人物像を推し量ることは出来ないが、日常の姿を
書いた、本書のような内容で、意外な側面を見ることができる。

文壇の面々に対する、ミーハー的とでも言ってもよい
彼女の素直な印象を綴ったのもいい。
横尾忠則の挿絵も味わい深い。

縁なんてもの、偶然の要素も大きいが、積極的な行動が
その範囲を広めるものだな、と、引っ込み思案のおいらなんかは
反省する次第だ。笑





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最終更新日  2008年05月26日 08時08分34秒
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