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終活日記

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2008年06月03日
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カテゴリ:読書

ゆたかなる季語こまやかな日本
季語なんていうのは、四季に変化があり、
俳句や短歌などという文化のある、日本独特のもんだろうな。
とは言え、野菜なんかは、今ではいつの時期でも食べられるし、
温暖化の影響か、なんかこのところ、植物などに関しては、
季節感が薄れつつある。

しかし、こういう物や事象を見て、季節を感じる
という感覚は、いつまてでも残って欲しいもの。

四季にメリハリがあると言っても、南北に長いこの国、
地方によっては、感じ方にも温度差がある。
現在、季語といっているのは、中央部主体のもので
沖縄の人なんかは、ずいぶん違和感があるのでは。

その地方ごとに視点をおいて季語を体系化したい
というのが、この本の主旨。
「地貌季語」なんて言うらしい。
内容は、まえがきにほとんど書かれている。笑
後は、実例を解説を交えて集めたものである。

「新年」のところで「福梅」が出てくる。
こんなの。笑
fukuume32.jpg
加賀の人間なら、福梅と言えば立派な正月の季語だ。
前田家の紋章、梅鉢をモチーフにした和菓子。
中に餡の入った、言ってみれば、最中のようなものである。
毎年正月に揃えたりするが、なぜかいつも余る。
酒には合わないもんなあ。笑
しかし、これがあると、正月気分は一気に増す。

こうした食べものに限らず、季節を端的に示す
生活習慣や祭り、行事なんかもそれぞれの地方固有のもの
があるはずで、普遍的なものばかりでなく
季語として扱っていいのではないかな。






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最終更新日  2008年06月03日 08時04分21秒
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