カテゴリ:読書
エリック・クラプトン自伝 エリック・クラプトンとなると、書かれているものは読み 映像を見る機会があれば、録画保存するという、いわば クラプトンおたくみたいなもんだから、私生児として生まれ 人妻に恋をし、ヘロインにおぼれ、再起したら、最愛の息子を 事故て亡くす、といった彼の波乱万丈の人生も アウトラインはだいたい知っている。 しかし本人の正直な感情の吐露は、こうした自伝を読まない ことには分からない。 著名なミュージシャンとの交流話は興味深いし、ギターやアンプの ヴォリュームの調整なんかの話はわくわくする。 音楽として初めて耳にしたのは、伝説のグループ、ヤードバーズ の「フォー・ユア・ラヴ」だ。 当時、リバプール・サウンズといって数多のグループが次から次に 登場したが、ヤードバーズも好きなグループのひとつだった。 ただ、クラプトン個人の存在を知ったのは後のことだ。 このときの商業主義的な音作りを嫌い、すぐに脱退し、 ジョン・メイオールのグループに参加する。 当時の「ウイズ・エリック・クラプトン」のCDは今でも しょっちゅう聞き返している。 そして、伝説のクリーム。 クリームでの演奏のスゴさはあらためて書くまでもない。 ただカリカリとしていた印象が残る。 その後の、ブラインド・フェイスやデレク・アンド・ザ・ドミノス はもうひとつという感じ。 おいらが本当に好きになったのは 「491オーシャン・ブローヴァード」以降で、ソロになり ヴォーカルを聴かせてくれるようになってからだ。 この頃、好きなイヴォンヌ・エリマンがバックコーラスにいるが やっぱり、ねんごろになっていたんだ。ったくぅ。笑 この本で初めて知った。 まあクラプトンについて話をしていたら、きりがないのだが 10代の頃から知っているし、その人生も見続けてきたから まるで友達のようなものだ。 初めて見たのは10年くらい前の名古屋でのコンサートだけど。 ネットではチケットが取れず、ダフ屋から割高で買った席は 前列というか、舞台裏から登場するところが見えるような位置。 結局を正面から見ることが出来なかったが、第一声を聞いただけで あふれ出てくる涙をおさえることができなかった。 あまり、あこがれるという人物のいないおいらだが クラプトンは別格で、歳の重ね方がとにかくカッコイイ。 音楽はもとより、生き方やファッションも含めて 師匠のような人物だ。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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