カテゴリ:読書
『十五少年漂流記』への旅 何度も椎名を取り上げているように思うが 彼の文章がすばらしいから、というのではなく テーマがアウトドアだったり漂流だったりして 趣味が似通っていて、つい手にしてしまうからだ。 読み始めたら、一気に読めるという手軽さもあるが。 男の子(あえて限定するが)は、誰もが、こういう冒険や 探検小説に胸を躍らせた経験があるだろう。 ところが、一定の年齢になると、そういうものに折り合い をつけてまっとうな大人になっていく。 幾つになってもそういうものを引きずっている人間は まあ褒められたりなんかはしないわな。笑 しかし、当人たちは、我関せずで、子供の感覚を持続する。 まあ、おいらもその口だ。 ジュール・ヴェルヌの「十五少年漂流記」の舞台となった島を 特定しようと旅に出た、その、顛末話だ。 酔狂と言ってしまえばそれまでだが、おいらのような種類の 人間には、まことにもって、うらやましく感じるばかりだ。 もっとも、原書のもつワクワク感はないが。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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