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終活日記

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2008年07月18日
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カテゴリ:読書

江戸の御触書

本はジャンルかまわず、琴線にふれたら、なんでも読むが、
いかに活字中毒と言え、同じ本を長時間はなかなか読めない。
で、とっかえひっかえして読んでいる。
いま読んでいるのは3冊。

「江戸の御触書」
おいらの最も好きな類の本だ。笑
タイトル通り、江戸時代に出された御触書を集めたもの。
あっちこっちの文献から拾ってきたのかと思ったら
重複したりしないよう、江戸時代に既に集約としたものが
あったようだ。
まあ時代は違っても、人の行いは本質的にはそんな変りはなく
今でも通用しそうなのがいっぱいある。
禁止行為が多いわけだが、そう書かれるということは
そういうことをする民衆が多いということ。
堅い歴史書よりも、こういった本のほうが、当時の人々の
生活や風俗が分かって面白い。
見開きでひとつの御触書をとりあげていて読みやすい。
例えば「変な格好するな。」寛延三年(1750)なんてのもあって
異風、異形、異体を禁じている。
これ復活させて、渋谷あたりに高札立てたらどうだろう。笑
御触書とはいかないまでも、現在でも、「犬のウンチを始末しろ」
などという看板はあちこちにある。
先日木場潟公園に「カラスの急襲にきをつけろ」というのが登場した。笑
まあこの本、お上がいちいち庶民のすることに口出すな
というのも多くて面白い。

あとは簡単に紹介。
「夜はやさし」

夜はやさし
アメリカ文学はミステリーやポール・オースターを除いて
あまり顧みることはない。
このフィッツジェラルドの名作も今回はきまぐれ。
ところが、読み始めると、これがいいのだ。笑
「文学」と言えるような小説は少ないが、これ「文学」。
リブィエラの海岸を舞台にして始まるから、興味を
持ったのかもしれないなあ。
マルグリット・デュラスのような雰囲気もあるし。

「刑法入門」

刑法入門
法律の改正や新しい制度ができると、こういった法律関係の
解説書がドッとでる。
最近刑法関係が多いが、来年の裁判員制度を見越してのことだろう。
刑法はまず関係ないが、仕事に関連して、法律関係の本も
時々よんだりする。
「○○法入門」なんて本もいろいろあるが、入門としていながら
概念ばかりをクドクド書いて、面白くもなんともない本が多い。
これも、サラっと目を通そうと思っていたのだが、新書版という
体裁のせいか、なかなか分かり易い。
本来の入門書という気がするなあ。笑





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最終更新日  2008年07月18日 07時58分43秒
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