カテゴリ:読書
レッド・ボイス ロバート・B・バーカーとパーカーさんいろいろいて よく間違える。笑 どちらもこれまで取り上げているが、ロバートさん のほうがハードボイルドっぽいかな。 中身はジェフーソンさんのほうが濃いかな。 というような印象があったが、この作品は、以前の 「サイレント・ジョー」や「カリフォルニア・ガール」 などと比較すると、正直イマイチだ。 ホテルの一室から、投げ落とされた刑事が、後遺症で 「共感覚」を持つ。 実際にこういうものがあるのか知らないが、相手の話の心理が 色や形を持って見えるというもの。 ところどころにその描写があり、事件の解決にどう反映するのか と、興味深く読み進めたが、単なる色づけで、本筋には こういうものがなくても関係ない。 ストーリー自体にも、動機がもうひとつで、人物描写も 出てくる女性が美人ばかりであったり、主人公もミステリーもの にしては若いが、老けた印象しかうけない。 それなりに読めるが、期待はずれだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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