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終活日記

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2008年08月23日
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カテゴリ:読書

シェーの時代
赤塚不二夫の葬儀はタモリの弔辞ばかり
目立っていたようだ。
確かに「私も彼のキャラクターのひとつ」
という言葉はいい感じだ。
マンガ「おそ松くん」にも、イヤミやチビ太や
ハタ坊などいろんなキャラクターが出てきて
むしろ、おそ松他の六つ子を食っている。
イヤミのシェーは誰でも知っているくらいブレイクした。

本書は赤塚の死にあわせて書かれたものではなく
病床の頃に書き始めて、たまたまタイミングが合ったようだ。
副題に「おそ松くん」と昭和こども社会、とあるように、
当時の風俗やこどもの世界を検証したものだ。
泉麻人はおたくのはしりのようなものだが、彼のもっとも
得意とする分野だろう。
おいらより後の、年代的にも、「おそ松くんは」はピッタリ。

「おそ松くん」の連載が始まったころは、おいら達は中学校
に入る前で、マンガは読んでいたけど、感じ方は若干違っていたのでは。
が、当然当時の流行歌やテレビの「3バカ大将」や「チビッコギャング」
の話題なども出てきて懐かしくなる。
いくつかのマンガのコマも載っているが、土管などといった背景は
あの当時、昭和のものだ。

おいら自身は、マンガよりも、ポップスやリバプール・サウンズ
といった音楽や、タダで見ることの出来た東宝映画に関心が向かっていた。
そして、江戸川乱歩やちょっぴりフランス文学にも。笑
中学時代の部活は剣道部だったが、1年足らずで止めて帰宅部。
テレビで、昼の3時か4時ころにやっていた「女優ナナ」とか
「チャッキリ金太」なんて古い映画に夢中になっていたな。笑






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最終更新日  2008年08月23日 07時05分24秒
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