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終活日記

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2009年07月04日
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カテゴリ:読書

向田邦子全集(第2巻)新版
生誕80周年ということで、文芸春秋より、
向田邦子全集の新版が刊行され始めた。
「あ・うん」を読んだ。
彼女の作品はほとんど読んでいるし
このブログでもしょっちゅう取り上げているが
どちらかというと、小説は後回しにしがちだ。
フィクションだから、向田邦子が薄れる気がするからだ。

ところが、小説も、登場人物全てが
向田邦子を投影している。
それにしても一行一行が上手いなあ。
日本の日常会話語をこんなに効果的に取り込める作家は
そういないのではないか。

結局、彼氏はいたものの、独身のまま亡くなった彼女で
家庭はもったことないのに、こういったテーマでも
それぞれの心のゆらぎをうまく表現している。
もっともっと読みたかった作家だ。

ところで、ひょっとしたらと思ったが、奥付に
差別的表現・・・のおことわりがあるが
何が差別なんだろうか。
「ワイセツ」も同様で、そのように感じる人間のほうが
変態なのではないか。

座頭市を、め○ら、とか、めし○なんて書かないで
視覚障害者なんて書いたら、そんなもの座頭市でなくなる。
このブログも、そういう規制があって、おいらなんか
しょっちゅう、ひっかかっている。笑
悪意をもって選ぶのではなく、表現上の問題だ。





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最終更新日  2009年07月04日 07時41分16秒
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