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終活日記

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2009年07月18日
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カテゴリ:読書

阿久悠神話解体
何かの番組かで、阿久悠が、時代を表現したかった
と言っていたのが印象に残っている。
とんでもない量のヒット曲を死後振り返ってみると
確かに、その曲(歌詞)と時代が不可分のように思える。
山口百恵のことを、誰かが「時代と寝た女」と
表現していたように思う。
歌は世につれというように、歌と生活は密着していた。

ところが、80年代に入ると様相が変る。
阿久悠の作品も、めっきり目立たなくなる。
半ばにバブルというアダ花が咲くが
時代そのものも、虚構性をおびてくるのでは。
そんな時代に対して、阿久悠のような名人にしても
言葉で表現のしようがなかったのではないか。
おいら、映画や音楽は70年代で終ったと
いつも言っているが、単に好みだけでなく
こういった時代背景も影響しているのではないか。

この本、総論と各曲ごとの検証の各論に分かれているが
なかなかの力作で、まだ読み終えていない。笑





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最終更新日  2009年07月18日 08時02分38秒
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