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終活日記

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2009年08月13日
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カテゴリ:読書

消えた宿泊名簿
天気予報は雨だったけど、半分当たり
半分ハズレの一日だった。

先日書いたように、この時期、戦争関連の
出版物がいろいろ出る。
この本もそのひとつと言っていいのかな。

「富士屋ホテル」という名前は過去のいろんな本で
知っていたが、戦争とのからみで考えたことはなかった。
ホテルというと、休息場とか宿泊場というような
点としての意味しか見ていなかった。
ところが、戦中、戦後を通じて、外交の重要な役割を
果たしていたんだな、と、本書を読み初めて分かった。
この著者はじつはこの「富士屋ホテル」の創業者の末裔。
そう思ってメガネをかけると、この人、文章は結構上手い。笑

ジャンル分けすれば、ノンフィクションということになるが
序章とか終わりの章を読むと面白い。

中身は、戦争に翻弄された日本のホテルの話になるのだが、
むしろ彼女の心情が出てくる、前や後半のほうが、いいな。





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最終更新日  2009年08月13日 19時05分54秒
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