カテゴリ:読書
新忘れられた日本人 あとがきを読んで、週刊誌「サンデー毎日」が まだ発行されていることに驚いた。 本屋の週刊誌コーナーも見たりするが 「サンデー毎日」は全く印象がないし、表紙も 今どんなのかも知らない。笑 その「サンデー毎日」の連載を加筆・訂正したもの。 これまでの彼の著作で取材した人物を中心に 後日談や余談をちりばめ、多くの人間を取り上げている。 忘れられたとタイトルにあるが、かなり著名だった人物 もいるし、初めて知った人物もいる。 それぞれ個性的で、面白い。 小渕元首相の回で、日本の政治に「思いやり」が消えたのは 彼の後の政権からではないか、とあるが同感だな。 圧倒的な人気の小泉に国民が期待したのは 今の米国民がオバマにかけた「チェンジ」ではなかったか。 チェンジしたような郵便局は単純な決済に1週間もかかるし 道路公団は看板を付け替えただけだ。 明らかに変わったのは、勝ち組、負け組といった格差社会。 その格差の根拠といったら、「金」だけではないか。 テレビや新聞で企業の社長などの顔を見かけるが 能力のありそうにないサエない顔したのが多いと思うのは、 おいらの偏見だらうか。 10年もしないうちに、皆忘れられるのではないか。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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