カテゴリ:読書
向田邦子全集(第4巻)新版 これは小説版。 ドラマのほうは断片的な記憶しかなかった。 74年放映というから、このころは毎晩のように 飲み歩いていたから、テレビ見ている時間がなかった。笑 それでも、出演者の個性が強かったせいか 今、文章で読んでいても、ドラマを見ているような感覚で 読み進めていくことが出来る。 向田は遅筆で、これのシナリオも途中で現場に持ち込み 出演者それぞれが、アイデアを出しながら作っていったようだ。 シナリオ版も読んでみたいが、こちらは岩波現代文庫で 今月出たのかな。 生誕80年ということで、向田作品の再版などが続く。 おいら学生時代に8ミリで映画作っていたので シナリオの勉強もチョコっとやったことがある。 小説は心の動きなんかを、文章で表現できるが それでは、演じることができないので、シナリオでは 表情やセリフで表すことになる。 これが難しい。 役者が個性的だと、少しは楽だろうが。 今でも、映画やドラマを見るときは、カットがどうとか カメラアングルがどうとか、といった見方をすることが多い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|