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終活日記

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2009年11月20日
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カテゴリ:読書

ガラスの街
ポール・オースターの処女作の新訳だ。
最初に紹介された時、間違い電話を受けた主人公が
その、身を守ってくれという依頼に興味を持ち
探偵まがいの行動にでるという内容から、探偵小説
として扱われたとか。
無理やりそう取れば、取れないこともないが
いわゆる探偵小説ではない。
ミステリーの評論家たちが、解説していたとか。笑
ジャンルなんて関係なく、オースターの小説だ。

昔、義務教育のころ、よく読書感想文なんて書かされた
ような気がするが、おいらまともに書いた記憶がない。
みんな、ほとんど、あらすじのようなものを書いていたが
それは読んだという証明で感想文ではない。
感想文だから、感じたことをそのまま書けばよいのだが
読み違えしているのでは、という恐れが、書くことを
抑制していたのではないかと思う。

読書感想文などというと「走れメロス」なんかが選ばれ
一律の意図された感想が期待されるが、どうなんだろう。
そういうものへの反発もあったかもしれないな。
この作品なんかを候補にしたら面白いと思うのだが。
要するに、いかような解釈も読み方もありではないのか。

しかし、どうしておいらポール・オースター作品
好きなんだろう。
現代の米国文学なんて全く無視しているが、彼だけ別だな。
この作品も書きだしから引き込まれた。
そして読後の余韻も心地よい。
これだけでは感想文にならないかな。笑





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最終更新日  2009年11月20日 07時24分45秒
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