カテゴリ:読書
殺人者たちの午後 フィクションも読むが、どちらかと言うと ノンフィクションのほうを好む。 特に、こういう犯罪実話などは、人間の極端が 表れていて興味がある。 現実の人間が、どのような状況で、どういった動機で 犯罪を犯すのか、また、その犯罪にいたるまでに どのような生い立ちをもっていたのかということに 関心がある。 英国の10人の終身刑者(英国は死刑がない)への 聞き書きで、場所は刑務所であったり、仮釈放中の 実家であったりする。 対象者はほとんど本音で話しており、その内容は それぞれ短編小説のようである。 幼少期の生活体験が犯罪に及ぼす影響はかなり 大きいと思うが、この例の犯罪者たちも、ほとんど 両親の離婚を経験している。 なにも英国だけの傾向ではなく、日本の例でも かなり比率は高いのでは。 虐待などが加わればもっと高くなるだろう。 嫌なら離婚すればいいが、当人たちはそれでよくても 子供たちに計り知れないダメージを与えるということ。 タイガー・ウッズのスキャンダルが騒がれているが、 浮気や不倫をする自信があったら、結婚なんてしないことだし まして、子供など作るべきではないのでは。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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