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終活日記

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2009年12月10日
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カテゴリ:読書

岸田秀最終講義DVD本
毎日一冊、本を読んでいるようにみえるが、
おいら、数冊を併読するので、読了のタイミングが
重なることが多い。
タイトルか説明なのか分からないタイトルがついているが
岸田秀が和光大学を退任する最後の講義をとっかかりに
岸田秀の精神分析の概要をまとめたものだ。
おまけに、その講義のDVDがついていて、表紙の裏には
自筆原稿のコピーがあるという変な体裁の本だ。

DVD見ていて寝てしまった。笑
最後の講義ということで、いろんな聴衆が集まっていて
若干の抑制があるようで、普段の講義はもっと面白かった
と思う。
もっとも、おいら講義というのは苦手で、正直言うと
学生時代、ほとんど授業に出ていない。
そのきっかけになったのが心理学だから面白い。
原稿の字を見ると、おいらの字とずいぶん似ているなあ。
要するに悪筆。

岸田秀というと「すべてが幻想だ」という唯幻論。
フロイドのリビドー論に対し、観念論で対抗しその延長線で
唯幻論が出てきたわけだけど、興味はあるし、理解もできるが
観念でこられると結局なにがなんだか分からなくなる。
「何も意味がない」というダダイズムなんかもそうだな。
寅さんに言わせると、「それを言っちゃお終いだ」ということになるのでは。
原初的なフロイドのリビドー論のほうが人間的で分かりやすい。
フロイドは精神分析の世界では巨人だが、なんでもかんでも
性的に結びつけるので、批判者も多い。
細かいこと書いていたらきりがないので書かないが。笑

岸田秀を初めて知ったのは「ものぐさ精神分析」から。
面白いこというおっさんがいるなあと思っていたが
今回DVDで久しぶりに映像を見ると、本当におっさんになっていた。笑





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最終更新日  2009年12月10日 08時12分56秒
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