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終活日記

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2010年01月21日
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カテゴリ:読書

談志最後の落語論
談志の落語は上手いとは思うが、自身が
上手いだろうというような押し付けがまさ
があって、どうもいかんな。
気分によって出来も違うようだし。
それが許されたのは、志ん生だけだろう。

そういう意味で、この本もうっちゃっておこう
と思ったのだが、ついでにつまんで読んでみた。
やはり押し付けがましいのだが、
まえがきに、いきなり「落語とは、人間の業の
肯定である」とあるが、これは納得できる。
ただ、西部邁なんかを引用していると、底が割れる。笑

本音でズバズバ言うのは、気持ちがいいが
高邁さがないと、卑しくなる。
どうも、仲間に対する評価は、甘いようだが。
まあ、名人などというものとは別次元の落語家だが、
同じ別次元の枝雀のほうが、ずっと高いな。





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最終更新日  2010年01月21日 08時10分39秒
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