カテゴリ:読書
拮抗 読書好き、ミステリー好き、競馬好き、となると、 ディック・フランシスに行き着く。 が、数冊は読んでいるが、ファンとまではいかないなあ。 まあ、面白くなくはないが、敢えて読みたいとは 思わんのだよなあ。 ただ、今回の主人公がブックメーカーということで、 ちょっちそそられた。 このブックメーカー、公認されれば、もっともやってみたい 商売のひとつだなあ。笑 英国では盛んだが、日本では、競馬にしろサッカーにしろ ひとつの組織の専売だ。 金沢競馬なんか行くと、予想屋なるものが、店を出しているが、 あれは予想を売るだけで、馬券を売るわけではない。 しかも、確か、世襲できないはずだから、今やっているおっさん達が 死んだら、消えてなくなる商売。 で、公認できなければ、裏で非公認がはびこるのが世の常。 「のみ屋」なるものがそれだな。 本書のテーマには競走馬のすり替えがからんでいる。 素人には馬を見ても、メイショウサムソンのように特徴的なもの がなければ、その違いなんか分からないけど、 毎日接しているプロはすぐ分かるんだろうか。 内容は、面白くなくはないという、いつものパターンだな。 親子共作の3作目。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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