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終活日記

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2010年02月27日
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カテゴリ:読書

めくらやなぎと眠る女
あちらのほうが、ひとつ上になるが、同年代で
波長が合うのか、好きな作家のひとりだ。
文学性がどうのというより、行間からこぼれてくる
匂いが好きだな。
話に、自分の体験と重なることも多い。
「ノルウェーの森」なんかも、気味が悪いくらいだ。

そして、この短編集の中に「ニューヨーク炭鉱の悲劇」
という一編があるが、その中に、六本木の店を借り切った
大晦日の小パーティのくだりがでてくるが、場所は違うが
状況が良く似ていて、思い出した。
名古屋にいたころ、納屋橋のほとりの店で、年末、確か30日に
常連ばかり集めた、年忘れパーティーをやっていて、
おいら、それに行って、大晦日に帰省するのが
ひとつのパターンだった。

しかし、おいらのような、あまり社交的でない人間が、
なんでひとりでのこのこ出かけていったのか謎だな。笑
ほとんど初めて会う人間ばかりなのに、ピアノの伴奏で
ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」

 【中古】シングルCD ギルバート・オサリバ /アローン・アゲイン【10P24feb10】
を歌った記憶がある。
もちろん失敗したが、今から思うと赤面ものだな。笑
当時アーリー・タイムスばかり飲んでいたが、
酔いに任せてだったのか、バーボンの似合う店だった。
本来、小説の内容との類似性を書かないといかんのだが、
長くなるので省略する。

この「ニューヨーク炭鉱の悲劇」、いわずと知れた
ビージーズのヒット曲だ。

【レコード・EP盤】(中古) ザ・ビー・ジーズ/ ニューヨーク炭鉱の悲劇 (美品)
ニューヨーク炭鉱というのが実際あったのか、そして悲劇
というのもあったのかも知らなかったが、暗いおそらくシリアスな
歌詞の内容も知らないままに、聞いていた。
ビージーズ特有のサウンズに救われていたのかも知れないが。

この短編の終わりに、短い挿話がとってつけたようにある。
どのような意図で、前の内容と関連付けているのか
よく分からなかったが。














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最終更新日  2010年02月27日 08時05分15秒
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