|
カテゴリ:片思い
それから毎週のように私達は会って 一緒に遊びました。 ご飯を食べたり お茶をしたり 何よりも時間を惜しむかのように沢山話をしました。 私と彼は相変わらず毎日メールをして 時々長電話をして・・。 お互いの距離を縮めていったんです。 『私は彼を気になる存在』として 『彼は私を友達』として いつのまにか雪は消え 桜の咲く季節に変わり 私達はお花見を企画しました。 女の子はお弁当。 男の子はお酒。 靖国神社の裏側で 「寒い!!!!」 と叫びながらのお花見。 その帰り道 彼の重たい荷物の片側の持ち手を 友達が持ち 二人で笑いながら歩いているのを見た時に 私は気付いてしまったんです。 胸がぎゅっとなって 泣きそうな気持ちになっている自分に。 戸惑いました。 2歳も下の男の子。 もし好きになっても限りなくうまくいく確立は少ない相手。 自分でも分かっていました。 彼にとって私はただの仲の良い女友達。 彼の好みからは大きく外れた私は すでに彼の中で「女の子」ではありませんでした。 そんな相手を好きになるなんて・・。 もしかしたら私がこの感情を出したら 今の関係が崩れるかもしれない。 私は女友達に悩んだ末、相談したんです。 彼女は私に好きな人が出来たのを喜んでくれました。 頑張ってみたらいいっと背中を押してくれたんです。 その日から私の22歳の男の子への片思いが始まったんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 10, 2006 04:49:47 PM
コメント(0) | コメントを書く
[片思い] カテゴリの最新記事
|