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カテゴリ:家族
母は出て行った。
そして、父子家庭となり 私たち子どもは、 薄汚れた子供になった。 家事もまともにできない父と 4歳、6歳、7歳の やんちゃな子供たち。 私は、年少だった弟のさるすけが どのように保育園に通っていたかを 覚えていない。 1年生だった弟馬男は 同じ通学団で通っていた。 朝ごはんは、ほとんど食べたことがなく そんな暇がなかったのか 経済的に余裕がなかったのか 給食が楽しみだった。 1日50円ずつお小遣いをくれたが 忘れられたり、給料日前になると なかったりし、ひどいとそのまま 夕飯もなかったりした。
やりくりなんてできなかった。 いろんなストレスと戦うだけで精いっぱいだった。 不器用だった。 なんて、今だからそう思えるんだけど。
つづくかも。
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