I have a dream

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  お花見ウオーク！

  こんばんは、ほうとうです。　平野部の桜の花が見頃であった２日（日）、滋賀県高島市の海津大崎へお花見ウオークに行って来ました。琵琶湖最北部にあり、「日本のさくら名所１００選」に選ばれています。　ここへはまだ行ったことが無いので、今回来てみました。　ＪＲ湖西線マキノ駅で下車、駅前に琵琶湖に向かう真っ直ぐな道路を行き、マキノサニービーチに突き当り、左折して西浜、海津の古い町並みを進むと、海津1区の交差点から東に、湖岸沿いの道路沿いに桜並木が続いています。よく見ると、多くの部分に脇に遊歩道が設けられています。　　　朝の桜並木　　　海津の町並み　　　義経隠れ岩　　　カヤックで憩う　このような風景に出くわすと、ワタクシもカヤックで漕ぎ出し、湖水から花見をしたくなります。　付近でカヤックをレンタルする店も見つけたので、いつかカヤックに乗って花見してみたいですね。　　　大崎寺の桜　半島の先端にある大崎寺まで歩いて来ましたが、半島を回り込むためには、狭いトンネルを通らなければならないのに、車やバイクの交通量が甚だしく、危険と感じたので、引き返すことにしました。　　　遊歩道　　　湖岸の桜　　山桜と新芽　付近の里山に目をやると、山桜が咲いているのが見え、木々の新芽も見られて清々しさも感じます。　　　ＳＵＰ軍団　　　半島の桜並木　海津の街の湖岸から、咲き誇る桜並木を見送って、マキノ駅に戻り、帰宅の途についたのでした。

  2023.04.05

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  春は駆け足で

  こんにちは、ほうとうです。　３月１９日（日）、びわ湖ホールに行く前に石山寺に行ってみました。　かの紫式部がここで「源氏物語」の着想を得たとされる、有名な花の寺ですね。普通なら開花時期が異なるのに、ここでは、ちょうど梅と桜の花が一緒に見られるということだったので、行ってみました。　　　桜の山門　　　盆梅の毘沙門堂、観音堂　　　硅灰石（天然記念物）と多宝塔　　　紅梅白梅　　　梅園から月見亭　　　椿と月見亭　　　桜と梅　早咲きの桜なので、梅と競演できるんですね。　　　梅花と枝　　　白木蓮　　　鬼瓦を癒す　　　光堂の桜　　　土佐水木　　　滝組の桜　　　（硅灰）石の上のスミレ　今年は春が足早に往きますね。梅も桜もその他の花も咲き誇るのを一緒に楽しみました。

  2023.04.01

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  今シーズン最初で最後の

  こんにちは、ほうとうです。　２１日（火・祝）、岐阜県郡上市の大日ヶ岳（標高１７０９ｍ）にスノーシューで登ってきました。　比較的暖冬だったのと、なんやかんやで今シーズンのスノーシューハイクができていなかったので、これがラストチャンスと意を決し、関西では既にできないのでこの山にやって来たのです。　　ひるがの高原SAから高鷲スノーパーク、ダイナランドスキー場　　　振り返って鷲ヶ岳　高鷲スノーパークのゴンドラに乗って、スキーゲレンデ上から山頂をピストンすると、約２．５キロで軽めのスノーシューハイクが楽しめます。（同スキー場のＨＰから専用の登山届用紙も抽出できます。）　　　ゴンドラ上駅横から北東の三宝崩山　ゴンドラ上駅からは、　　　ブナの尾根を登って行きます。　前大日のピークを越え、鞍部稜線にできた雪庇を避け、曲がりくねった逞しい　　　ダケカンバを見て、最後の登りにかかります。坂が緩くなると間もなく山頂です。　　　山頂大日如来　青空が現れて、素晴らしい眺望が楽しめないかと暫く待ってみましたが、空の感じは良くなりそうにないので、諦めて下山します。　　　山頂南東斜面（ＢＣスキーの跡もあり）　傾斜のある坂では、シリセードで滑り降りて楽しみながら、あっという間にスキー場ゴンドラに戻りました。余談　帰宅途上、ＳＡ付近で　　　白山連峰が姿を見せてくれました。また、国道１５６号脇にある　　　駒ヶ滝は雪解けで水量が豊富となり、イイ感じになっていました。　ここにも春は来ています。

  2023.03.25

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  卒業の春

  こんばんは、ほうとうです。　１９日（日）、びわ湖ホールで行われた、マーラー・シリーズ第３弾、同ホール芸術監督沼尻竜典と京都市交響楽団による、交響曲第６番イ短調「悲劇的」を聴いてきました。　沼尻さんは、１６年務めたこの芸術監督を退任し、阪哲朗氏にバトンタッチします。ただ、マーラー・シリーズは、今後も沼尻さんが桂冠芸術監督として担当することとなります。　　　琵琶湖の春　理知的な演奏スタイルの沼尻さんですから、卒業公演と言っても感情が大爆発！！という事はないでしょう、と思っていました。さて、開けてみると・・・　当日券を求める人が予想以上に多く、開演を少し遅らせることとなりました。そこで、舞台上に沼尻さんが現れてプレトークで繋ぐこととなりました。その中で、東京赤坂のＳホールで同曲が演奏された際に、打楽器奏者が振り上げたハンマーが後ろの反響版を突き破った事がある、という、別の意味の悲劇的(笑)なエピソードを紹介してくれました。　また、沼尻さんは、中間の2つの楽章を、スケルツォーアンダンテの順で演奏する主義ということでした。　沼尻さんは、完全に楽曲とオケをコントロールし、フルスコア（総譜）が目の前に現れたかの如く、曲の仕組みや譜割りが良く分かりました。　　　瀬田川のボート練習　この曲は、ラの悲しいピチカート（指で弦をはじく）音一発で曲を閉じるのですが、約８０分のそれまであれほど繰り広げられた音楽が、これに集約され、このピチカートが曲全体を要約しているとも言えます。　であるならば、少々形は乱れても、曲の中で伝えたいこと、訴えたいことをハッキリ示しても良かったのではないかと感じました。

  2023.03.21

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  雪解けと春

  こんばんは、ほうとうです。　１２日（日）、福井県敦賀市の野坂岳（標高９１４ｍ）に登って来ました。もう少し雪に触れたい、残雪期のブナを見に行きたい、と思ってこの山にしたのです。関西で手軽に残雪を見るなら、日本海側の山に行くしかありません。　コースは一般的で駐車場・トイレのある、野坂山いこいの森をスタート・ゴールとしました。　何だかんだと言っても、基本的には暖かい冬で、一ノ岳の下辺りでようやく残雪に会えました。　この雪の斜面を夏の北アルプスの雪渓歩きと想定して、キックステップで登りました。　上部稜線に乗り、二ノ岳を過ぎると、稜線はブナ林となります。雪解けの頃は、ブナの根元の雪が丸く解けて、面白い光景となります。冬を耐えたブナが、生命活動を活発化させ水を吸い上げるので、周囲の雪を丸く解かすのです。（他の種類の木でもなるのですが、一番絵になるのはやはりブナです。）　この丸い窪みを、私は「ブナ・ディンプル」と呼びたいのです。　　　ブナの大木　　　ブナの間から高島トレイル　　　山頂から西方、青葉山（中央奥）が霞む　　　ブナの影　帰路、三ノ岳と二ノ岳との間で、　　　マンサクが咲いていました。この名前の由来は、「春、先(ま)ず（この花が）咲く」とのことから、縮まってマンサクとなったとのことです。　確実にここにも春が来ているのを感じたのでした。

  2023.03.15

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  もうすっかり春の山

  こんばんは、ほうとうです。　５日（日）、モンベルのツアー（MOC）に参加して、長野県松本市の美ヶ原（最高点・王ヶ頭標高２０３４ｍ）に登って来ました。　天気予報を見て、好天間違いなし、眺望バッチリ！と期待できたので、数日前に申し込んで参加しました。　ただ、標高２０００ｍの高原台地で木は生えていないので、強風と寒さに対応すべく、保温のウエア類を準備して行ったのですが・・・。　三城（さんじろ）荘前のダテ河原コース登山口に着いてみると、全く寒くなくポカポカします。　　　ダテ河原登山口付近の雑木林　王ヶ頭に建つ電波塔を見上げながら、斜面を登って行くと、背後に松本平と諏訪の境にある　　　鉢伏山が佇んでいます。このすぐ裏側に高ボッチ山が隠れています。　更に登ると、通年営業の王ヶ頭ホテルが立つ最高点王ヶ頭です。　　　王ヶ頭石碑と北アルプス　　　王ヶ頭から王ヶ鼻と北アルプス　夕方から天気が下り坂になるということで、昼食前に王ヶ鼻の眺望を楽しむこととなりました。　　　王ヶ鼻から後立山連峰　　　王ヶ鼻から松本平と乗鞍岳　ズームレンズを使ってみます。　　　常念、槍ヶ岳と燕岳　　　（左から）爺ヶ岳、（双耳峰の）鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山　南へ振り返って　　　王ヶ鼻石仏と蓼科山　ほぼ無風の中、王ヶ頭ホテル前で昼食（トイレはホテル内のみ）を摂って、往路を下山しました。　春の陽気を感じながら素晴らしい眺望を楽しみました。おまけ　数日前に申込みし、大阪ー松本間の交通機関を手配したので、行きは夜行高速バスで長野駅まで行き、ＪＲ篠ノ井線で松本入りすることとなりました。ですから、朝の信州の車窓風景も楽しんだのです。　　　姨捨駅付近から善光寺平の朝（中央に千曲川）　　　明科（あかしな）駅付近から常念岳、大天井岳、有明山　　　松本駅から（左）穂高岳、（手前）鍋冠山、（ピラミダルな）常念岳

  2023.03.09

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  春の妖精、十津川村の小辺路

  こんばんは、ほうとうです。　２月２６日（日）、ちくちゅー登山ガイドサービスの公募企画ツアーに参加して、奈良県十津川村のバイカオウレン群生地と、熊野古道小辺路の一部分である果無（はてなし）集落を歩いて来ました。　バイカオウレン群生地は、地元の人達が場所を特定されて多くの観光客で荒らされるのを嫌っているというガイドさんの話だったので、登山サイト「ＹＡＭＡＰ」には写真をアップしない（写真に位置情報が添付されるから）でおきました。ブログなら、写真を編集して位置情報を消すことができるので、このブログでバイカオウレンの写真を紹介します。　　　バイカオウレン群生　　　（中央右寄りに）セリバオウレンも　春の妖精を思わせる、可憐で愛らしい花です。　開花時期は同じ早春ですが、主に針葉樹林の林床に生息し常緑の植物なので、厳密には「スプリング・エフェメラル」（代表格はキンポウゲ科のキクザキイチゲ、イチリンソウ、ニリンソウ、福寿草、節分草、ケシ科のヤマエンゴサク、ムラサキケマン、ユリ科のカタクリ、ショウジョウバカマ、バイモ属）には含まれないようですが、バイカオウレンもキンポウゲ科で根茎を持つので、仲間に入れてあげても良いように感じます。　スマホカメラで撮ると、設定変更ができず似たような写真になりがちなので、ダイソーで１００円の魚眼、広角、マクロレンズセットを購入し、マクロレンズをスマホに付けて撮ってみました。　焦点距離が約2ｍｍと極端に近くなります。なので、ブレないようにしっかり頑張って体を静止させ、風で花が動かない時を待つ必要があります。　でも、面白写真が撮れるので、１００円（税抜き）なら持ち歩いてもいいと思いました。　機会あれば、魚眼、広角も試してみたいです。　　　川合神社の春　　　石畳の古道を行く　　　蛇行する十津川　　　果無（冷水）山脈を後ろに従えた果無集落　　　網笠、草鞋の飾り物　　　世界遺産石碑　よく写真で紹介される石碑です。集落内にはしだれ桜の樹もあるので、開花したときはさぞかし美しい桃源郷の風景となるのでしょう。しかし、早春でも穏やかでのんびりした素敵な景色です。　ハイキング程度の軽い歩きでしたが、良い風景を楽しむことができました。

  2023.03.03

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  冬の造形

  こんばんは、ほうとうです。　１月３１日（火）、お馴染みの金剛山（標高１１２５ｍ）に登って来ました。（日記のアップが遅くなったのは、使っていた無料画像編集サイトが、１日２枚だけ無料に変わってしまったので、写真のブログ用編集が進まなかったためです。）　１月中旬に春の様に暖かい週末があったために、雪や氷が溶けてしまいましたが、その後しばらく普通の寒さが続いたので、ワンチャンあるかなと思って、冬の造形を見に行きました。　ですから、モミジ谷とツツジオ谷は外せないので、公共交通機関を利用して縦走することにします。登山口が全く別なので、マイカーだと２台必要になります。　始発電車でＪＲ御所駅で下車、徒歩数分の近鉄御所駅前でタクシーに乗り、水越トンネルを抜けた所でタクシーを降り（約￥３６００-）、公衆トイレで支度して、旧水越峠、ガンドバコバ林道を経て、モミジ谷に入ります。今回は変化を付け、モミジ谷を登った所で、山頂の裏（東）側をトラバースして、葛木神社、転法輪寺に詣で、山頂広場（国見城跡）からツツジオ谷を下りました。大阪側はバスの本数が多いので、安心して帰宅できます。（冬のツツジオ谷の下りは、相当注意が必要で、最低チェーンスパイクが必携です。今回も使いました。）　まずは、モミジ谷の風景です。　　　倒木のツララ　　　半分凍った　　　氷柱　　　氷瀑　山頂東側で　　　霧氷　　　大木（冬の晴天）　葛木神社付近で　　　冬の小鳥　　　霧氷の枝　　　金剛山の森と大和葛城山　　　杉木立　ツツジオ谷で　　　凍った小滝　　氷瀑　昨年ほどではありませんでしたが、狙った氷瀑、霧氷などが見られて良かったです。

  2023.02.09

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  近所の水仙の郷

  こんばんは、ほうとうです。　２４日（火）、強烈な寒波が来る前に、大阪府柏原市の高尾山（たかおやま、標高２７８ｍ）に登り、中腹の「かしわら水仙郷」で見頃の水仙を見てきました。　いつもの通り、鐸比古・鐸比賣（ぬでひこ・ぬでひめ）神社に参拝しようと石段を上ると、　　　茅の輪が設けられていたので、掲げられた潜り方の通りに茅の輪潜りをして穢れを落とします。　神社南から山道を登りますが、送電工事のため通行できないルートがいくつかありました。　最初の展望台は、樹が伸びて見通しが今一つですが、周囲に　　　水仙が植えられ、花を咲かせています。　山道脇の石垣の上下に水仙の花が出迎えてくれます。　標高は高くないので、あっという間に山頂です。　山頂西下の岩場テラスからは、眺望が楽しめます。　　　大和川、古市古墳群と玉手山　　　ハルカスとキタのビル群　　　八尾空港とその奥南港方面　ゆっくりしたかったのですが、風が冷たいので、早々に下ります。　上りとは違うルートで下り、「かしわら水仙郷」に向かいます。谷地形の場所に、地元の人達が植え育てたもので、水仙は見頃でした。　咲き誇る水仙に和ませられました。

  2023.01.26

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  佐渡裕のマーラー７番

  こんばんは、ほうとうです。　１５日（日）、西宮の芸文センターで行われたＰＡＣオーケストラ第１３８回定期の３日目に行って来ました。　　　うめきたスケートリンク　曲目は、マーラーの交響曲第７番ホ短調。第２、第４楽章に「夜曲」というタイトルが付けられていることから、「夜の歌」と言うニックネームが付いていますが、作曲者が付けたものではなく、後の誰かが付けたものです。（クラシック音楽あるある。ベートーヴェンの第５交響曲「運命」もそうです。）私には第2楽章は夜の感じを聞き取れませんが。とにかく最終の第5楽章は、ギンギンの真昼間の派手なお祭り騒ぎです。　大曲であり、難曲なのは言わずもがな。監督の佐渡さんが振るとは言え、ハードルは高いです。　「どうするＰＡＣオケ！？」　コンサートマスターに新日本フィルの豊島泰嗣氏を据え、その他に、読響をはじめ国内オケのトップ奏者及び独墺の有名オケから招聘した奏者を各パートに配置して万全の体制を敷きました。　佐渡さんもしっかりこの曲を研究し、いかに演奏するか、相当頭を悩ませたようです。　ですが、ウイーンのトーンキュンストラー管弦楽団監督としての仕事や、マーラーの作曲小屋を訪問したりしたことで、理解を深めることにつながったようです。　その意図をオケは理解し、ほとんど表現していました。ＰＡＣオケは上手くなったなあと感じました。大阪の四大オケ単独では、このレベルの演奏はできないと思いました。　もし、有力なオケが佐渡さんのマラ７を演奏したら、凄い名演になるような気がします。　（そんな公演があったら、迷わず聴いてみたい。）　　　西宮北口駅コンコース

  2023.01.15

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  今度は比叡山

  こんばんは、ほうとうです。　８日（日）、滋賀県大津市の比叡山（大比叡山頂標高８４８ｍ）に登って来ました。　昨年末、真言宗の総本山高野山（高野三山）を巡りましたが、今度は天台宗の総本山を歩きます。　山頂は、京都府京都市との境にあるのですが、延暦寺の主要寺院は大津市側にあります。　根本中堂がある東塔地区から北の横川（よかわ）地区までは歩くとして、どのルートで山上に上がるか考え、叡山電車修学院駅から雲母（きらら）坂を上がることにしました。この雲母坂は歴史的な道でもあるのです。　修学院駅で下車し、高野川に流れ込む音羽川沿いに東に緩い坂を上って行くと、修学院離宮の南で突き当りの橋を北に渡ると、親鸞聖人旧蹟の石碑があり、若き親鸞がこの坂を上って比叡山に修行に赴いたのです。　坂はここから急になり、落ち葉の積もる山道となります。　古い城跡（砦跡）を過ぎ、細くなった尾根を過ぎると、南北朝時代初期の古戦場跡である　　　水飲対陣之跡です。西から京都に入った足利尊氏軍に対し、後醍醐天皇らは比叡山に移ろうとするのですが、尊氏の弟直義が追撃をかけ、後醍醐天皇の寵臣千種忠顕とここで戦い、忠顕が戦死した古戦場です。　更に登って叡山ケーブルとロープウェイの乗換場所の近くからは、薄っすら雪の積もる登山道となります。　ガーデンミュージアム比叡前のバス停で、山内バスが運休中と知り、横川からの東塔までの帰路は歩かなければならないと分かり、予定していた横高山の登頂は諦めました。　最高地点の大比叡山頂を過ぎて、坂を北東に下ると、東塔地区の西端に出ます。　中心の根本中堂はまだ大修理中で、覆いが被せられているので、撮影しませんでした。もっとも、お堂内部は撮影禁止ですが。　　　戒壇堂　東塔地区の後は、北上しながら西塔、横川地区のお堂を巡ります。まずは、ひっそりとした静寂の雰囲気が堪らない　　　浄土院近寄れませんが、この裏手に伝教大師御廟があります。　そして、親鸞が修行した場所のすぐ奥にある　　　にない堂　　　にない堂　西塔を過ぎて、ドライブウェイ脇の峰道レストラン北側からは　　　琵琶湖と三上山（近江富士）が望め、玉体杉という杉の大木がある小ピークを越え、横高山手前の峰辻から東へ緩やかに下って、横川地区に入ります。　ここには、清水（寺）の舞台と同じ造りの　　　横川中堂があり、その奥のおみくじ発祥の地、元三（がんさん）大師堂に　　　古い大津絵の額が奉納、掛けられているのに感心して、東塔地区南の坂本ケーブルに向け引き返します。　坂本ケーブル延暦寺駅脇で　　　冠雪の比良山系（雪が輝いているのは蓬莱山）　　　琵琶湖南部と近江八幡の沖島の眺望を楽しんでゴールとしました。久しぶりにしっかり歩きました。

  2023.01.11

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  年の始めの

  明けましておめでとうございます。ほうとうです。　３日、食っちゃ寝の年末年始を過ごしておりましたが、鈍った体に喝を入れようと初詣ハイクに出掛けました。Uターンラッシュで高速や幹線道路は渋滞が気掛かりなので、コースは昨年と同じ、ご近所スタートの恩智神社（大阪府八尾市）－生駒山地・恩智越－高安山－信貴山朝護孫子寺（奈良県平群町）の約１２キロです。　　　恩智神社なで兎　　　冬枯れの尾根　　　近鉄ケーブル高安山駅横から大阪平野と六甲山　　　信貴山雄岳山頂（空鉢護法堂、信貴山城本丸跡）から雌岳、二上山、大和葛城山　　　朝護孫子寺本堂から大峰山脈と高見山　　　護摩焚祈祷　　　張り子の大寅と本堂　　　開運橋　　　仁王像と門松　近鉄信貴山下駅まで歩いてゴールとしました。　日差しを浴びると暖かく、良い運動になりました。気持ちも前向きになった気がします。

  2023.01.05

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  ２０２２年の山登り

  こんばんは、ほうとうです。　コンサートの回顧が終わったら、次は山歩きの回顧ですね。　今年は南・北アルプスに登り、東北の山にも遠征しました。ちょっと頑張って出掛けた分、素晴らしい風景に出会うことができました。　ですから、上位３つは７月１６～１８日の仙丈・甲斐駒、８月２８～３０日の五竜・唐松岳、９月２５～２６日の焼石岳・栗駒山となります。南と北のアルプスは、らしい壮大な風景を、9月の東北は始まった紅葉と良い温泉（「焼石岳温泉クアパークひめかゆ」は泉質・効能共におススメです。）を十分楽しみました。　　　仙丈ヶ岳山頂から北岳・鳳凰三山　　　五竜山荘前から八ヶ岳、富士山　今年は天気が長続きしないことが多かったように感じました。ですので、直前の天気予報を見て、頭の片隅に入れておいた登山計画を実行に移したことが多かったです。　　　霧ヶ峰、八島ヶ原湿原　ですから、見るべきテーマを調べておきました。　「花」を見に行ったのは、学能堂山麓のミツマタ（４月２日）、春のお花畑、大御影山（５月７日）、スズランなど高原の花々、入笠山（６月２６日）。　「岩」を楽しんだのは、鈴鹿・釈迦ヶ岳（５月２２日）、ゴジラの背、船上山・甲ヶ山（５月２９日）、六甲・荒地山（９月４日）。　「紅葉」は、霧ヶ峰・八島ヶ原湿原（１０月１５・１６日）、取立山（１０月２９日）。　「ススキ」は、大和葛城山（１１月３日）、岩湧山（１１月６日）。　　　白銀の大山　「氷瀑」や「雪」なら、金剛山モミジ谷ーツツジオ谷（２月５日）、笠形山（２月２３日）、両方を見た信州・乗鞍高原（３月１２・１３日）、雪を楽しんだイン谷口からの武奈ヶ岳（１月２９日）、そして（伯耆）大山（２月２６日）。　天気が良ければ、見頃のものはちゃんと見られて、安全に山歩きできます。　来年も素晴らしい景色を求めて山歩きしたいと思います。

  2022.12.30

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  ２０２２コンサート回顧

  こんばんは、ほうとうです。　何だかんだで今年も暮を迎えてしまいました。　となれば、今年の回顧をしなければなりませんね。　今回は聴いたコンサートを振り返ります。　　　大阪城公園　コロナ禍の猛威が沈静化に向かい、公演が戻ってきた本年ですが、合唱団の感染対策がやや立ち遅れ、何とか年末に間に合った気がします。音楽というジャンルの中で合唱は欠くことのできないものですからね。　さて、マイ・ベストコンサート２０２２は。　第３位。アーク・ブラス（４月１６日、いずみホール）　日本の金管トッププレイヤーが集まり、ＰＪＢＥスタイルでの演奏を行うもの。前年に結成され公演を行う予定が、コロナで１年延期となりました。　日本の金管奏者も世界と戦えるレベルになったと感じ、嬉しくなりました。ただ、このレベルが多くのプレイヤーに浸透していくこと、ＰＪＢＥの踏襲で始まったので聴衆に飽きられないこと、活動が長く続くことが今後の課題ですね。　第２位。ボストン交響楽団（１１月１０日、京都コンサートホール。同月１１日、フェスティバルホール）　大迫力のパワフルな演奏ながら、揺るぎのない演奏。米国五大オケの力を発揮しました。　ただ、かつての欧州的渋めの音色は影を潜め、ワールドワイド（全世界的）な音色に変わったのが、ちょっと寂しい。　第１位。ロンドン交響楽団（９月３０日、京都コンサートホール。１０月１日、フェニーチェ堺）　祖国に帰ったラトルが、ベルリン・フィル並みに鍛え直し、驚愕の多彩なプログラムでたっぷりと楽しませてくれました。とは言え、金管大国の伝統は健在で、文句なし、圧巻の第１位でした。　　　フェニーチェ堺エントランス　来年も良い演奏会に立ち会いたいものです。

  2022.12.29

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  巡礼のスノートレック

  こんばんは、ほうとうです。　２５日（日）、クリスマスには全く関係のない、和歌山県高野町の高野三山（摩尼山・標高１００４ｍ、楊柳山・標高１００９ｍ、転軸山・標高９３０ｍ）を歩いてきました。　昨年同時期、終（しま）い弘法の縁日（１２月２１日）の過ぎた頃、雪の町石道を登って高野山に至りましたが、りゅうびが「雪の高野山を歩きたいけど、町石道は長くてきつい」とワガママを言うので、標高差が２００ｍ程度で歩行時間が約３時間の高野三山巡りとしました。　電車で高野山に行くとなると、始発に乗っても午前８時ころ高野山駅到着になってしまうので、麓の九度山町までマイカーで行き、南海九度山駅から電車・ケーブルカーで高野山に上がりました。　高野山は、標高８００ｍを越える山上盆地にある真言宗の宗教都市で、開祖空海（弘法大師）がこの地を選んで道場を作って布教を始め、宗教を中心とした町となり、町ですから役場はもちろん、警察・消防・水道・ごみ処理場、小学校から大学までの学校、銀行・郵便局、コンビニ、老人ホームまで揃っている自己完結した町です。　山内は明治の初めまで女人禁制だったので、盆地の縁にあたるピークたちを巡って根本大塔や御廟を望めるよう、女人道という巡礼道が設けられたのです。そして、女人道のうち、北東側の御廟を取り巻いている半分が、三山巡りの道なのです。　高野山駅から山内バスに乗り、終点奥の院前バス停で下車。バス道路にも雪が積もっています。　ほとんど人を見かけず、静まり返っています。　　　中の橋道灯篭参道　まずは御廟前まで進んで、橋の手前でお大師様に出発のご挨拶。　　　御廟前（ここから先は撮影禁止です。）　右手にある「三山巡り」の石碑を見て、車道を少し北上しますが、東の谷沿いに入る作業道に入ります。更に作業道と山道との分岐に注意して（案内看板がある）、沢を詰めると、　　　摩尼峠（奥の院峠とも）写真にあるとおり、重要ポイントごとに祠があります。　道にウサギ、タヌキ、シカなどの獣の足跡がずっと付いており、ここは獣も巡礼するんか？と独りごちてしまいました。　　　摩尼山への坂（参道っぽい）　　　雪の自然林　　　摩尼山頂　　　楊柳山頂　　　杉林（日本画っぽい風景）　　　しばれる杉　　　粉撞（こつき）峠（黒河道合流点）　一旦一本杉という車道が来ている所まで下り、転軸山を越し、中の橋霊園前を過ぎて、有名武将らの墓所が並ぶ　　　奥の院表参道に出ます。　御廟にちゃんとお参りして、バス道に戻ります。　一の橋のバス道に出た所で、ゴールとしました。　　　成福院（塔頭寺院）の青空　　　高野山駅から晴れのかつらぎ町　高野山巡礼道の一つをスノートレックして、清々しい気持ちになれました。

  2022.12.28

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  静かな、でもスゴ過ぎる人

  こんばんは、ほうとうです。　全国のミニシアターで上映中のドキュメンタリー映画「人生クライマー」を観てきました。　上映も終盤に入っています。　２０２１年ピオレドール生涯功労賞（長い期間、登攀に顕著な活躍したレジェンド登山家に贈られる）を、世界で１３番目に受賞した山野井泰史さんに関するドキュメンタリー物です。　この賞がどれくらい凄いかと言うと、この間ワールドカップが終わったサッカー界なら、３回以上バロンドールを受賞した、メッシ、Ｃ．ロナウド、プラティニ、マルコ・ファン・バステン、Ｊ．クライフに、将棋で言うと、複数の永世称号を獲得した羽生善治（永世七冠＋永世ＮＨＫ杯）、渡辺明（永世竜王、棋王）、引退棋士なら大山康晴（永世六冠）、中原誠（永世五冠）に例えられる、と言ったところでしょうか。　私は登攀はやりませんが（歩いて登るのが良いと思っている）、こんなスゴい人が日本にいる、しかも同世代❕ということに興味が湧いて、見てきたのです。　　　映画パンフ　普通の山岳登攀のドキュメンタリーなら、困難な岩壁に立ち向かって格闘し、登頂に成功する、という筋書で登攀シーンをメイン据えそうなものですが、この映画では、普段静かで穏やかな生活を、先輩登山家である奥さん（妙子さん）と送りながら、目標の山や岩場を決め、それを克服するためのスキルを把握の上、トレーニングして確実に成功させる過程をしっかり描写しています。　パンフの中ではこの写真が好きだな。奥さんとの日常生活の写真は小さいのがチョット残念。

  2022.12.26

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  金剛山に雪が積もった

  こんばんは、ほうとうです。　１８日（日）、近所の金剛山（標高１１２５ｍ）に登って来ました。　前日、天気予報を見ていたら、「これは絶対雪景色が楽しめる」と確信したので、決めました。　ただ、マイカーはノーマルタイヤなので、チェーンを車に積込みました。電車・バスで行くとスタート時刻が遅くなってしまうのです。出来るだけ朝早くから歩くと、踏み跡の少ない雪を踏んで歩いて行けます。　千早赤阪村手前のゴルフ場に入ろうとしていた車が、スリップして坂を上れず立ち往生しているのを見て、同村に入った所でチェーンを装着し、水越峠下の無料駐車場に駐車しました。　ここからガンドバコバ林道に入り、モミジ谷を登り、ダイトレを下って戻ります。今季初の雪山なので、体を慣らすためにチャレンジャブルな登山はしません。　　　枝に着く雪　何度も歩いているモミジ谷に入りました。このコースは金剛山の中では自然が多いので、好きなコースです。　　　笹の造形　雪の着いた笹の連続する形が、何とも言えず面白いです。　モミジ谷の上半分に上がって来ると、滝のツララが大きくなっています。　この冬も凍り付いて、氷瀑になりそうですね。　山頂広場に着くと、青空が広がり、大阪方面が良く見渡せました。　　　しだれ桜と転法輪寺　　　葛木神社裏参道の小鳥の広場（人が餌をくれるのを待っている。）　　　参道の杉の大木　金剛山最高峰の葛木岳山頂は、神社の社有地なので入れません。なので、すぐ南の湧出岳山頂（標高１１１２ｍ）を踏んでから、ダイトレを下ります。　ベンチの所は、樹が伐採されて大和葛城山のツツジ園が真っ白になっているのが望めます。ダイトレがカヤンボに向け折れて下り始める所は展望台になっていて、手前から雪の着いた杉、御所の紅葉、奈良盆地の大和三山、吉野の山々が望めました。　ガンドバコバ林道をゆるゆる下っていると、　　　赤い実　　　これも三段紅葉？　（紅葉、緑、白と青空）の風景に楽しくなりながら、今後の冬山、雪山山行に思いを馳せるのでした。

  2022.12.20

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  歴史ロマンを感じて歩く

  こんばんは、ほうとうです。　１１日（日）、奈良県葛城市の二上山（雄岳標高５１７ｍ）からダイトレ北部を歩いて来ました。夕方から別の用事があったので、手早く回れるこのコースにしたのです。ルートは色々あるのですが、近鉄二上神社口駅をスタートとし、二上山の雄岳・雌岳を越え、そのままダイトレに入って平石峠まで南下、當麻寺へ下って近鉄当麻寺駅でゴールとしました。　二上神社口駅から西へ緩やかな坂を登って行き、倭文神社に突き当たると、その左手の山道に入って登り始めます。　しばらくして、二上山駅からの道を合わせると、間もなく落ち葉の道となります。　　　逞しい大木の根に目を見張ったりしながら、登って行くと、木々の間から南の　　　大和葛城山や金剛山が見えるようになります。　石垣を築いて護られているのは、飛鳥時代の悲劇の皇子、大津皇子（おおつのみこ）の墓です。　天武天皇の子として生まれ、文武に優れ人望もあったのですが、実母が若くして死んだことから、後ろ盾が弱くなり、草壁皇子が皇太子となり、後の持統天皇の意向で謀反の疑いをかけられ、自害した人です。後の世に文学や漫画のテーマとして取り上げられています。　すぐに雄岳山頂なのですが、あまり眺望は良くありません。　雌岳に向け下っていると、　　　雌岳の紅葉が目を惹きます。　仮設トイレがある鞍部から登り返しますが、サザンカの花が登山道に彩を与えています。　整備された雌岳山頂は、展望も良く　　　吉野の山々（手前には畝傍山や飛鳥の丘陵）などが楽しめました。　雌岳から南下を始めると、山膚が紅葉に染まっています。　ここから先のダイトレは静かな杉林の中を歩くこととなります。竹内峠で国道１６６号（竹内街道）を横切り南下を続け、平石峠から東に下って南阪奈道路を潜って　旧竹内街道の名残を確認し、北上して當麻寺に立ち寄ります。　　　吽形（うんぎょう）仁王像　　　當麻寺境内から二上山　　　白いサザンカと鐘楼（中の梵鐘は白鳳時代製で日本最古）、五重塔　古刹の風景を楽しんだあとは、門前町を駅へ向かいます。　　　門前町の家　日本で最初に記録に現れる相撲力士、當麻蹴速（たいまのけはや）の五輪塔がある相撲館を経て、当麻駅でゴールしました。　歴史ロマンをたっぷり感じた山歩きでした。

  2022.12.14

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  音大生のお祭りじゃあ

  こんばんは、ほうとうです。　１０日（土）、ザ・シンフォニーホールで行われた、大阪音楽大学第６５回定期に行って来ました。　指揮は大植英次、独唱が幸田浩子（S）、高橋淳（T）、田中勉（Br）、オケは同大学管弦楽団、合唱は、同大学合唱団、ザ・カレッジ・オペラハウス少年少女合唱団、岸和田市少年少女合唱団。合唱指揮は本山秀毅、松尾卓郎。　で曲目が、L.バーンスタインの「キャンディード」序曲、レスピーギの交響詩「ローマの松」とＣ．オルフの世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」。　これは、管・打・鍵盤楽器の降り番（出演しない・できない人）を減らしたと言うより、指揮者に合わせたプログラムですね。（お祭りっぽい、嫌いじゃないけど、笑。）　　　メタセコイア　オケの出演者は、普段どれくらいオケの練習をしているのでしょうか。チューニングがやや心許なかったですし、テンポが定まり切らず、指揮者に細かく振り分けられて安定するように指示が出た所もありました。　コンミスの表情がやや硬く、また大植さんの終演挨拶の仕方を承知していないらしく、進行がギクシャクしてしまいました。　ローマの松は、強烈な大音量で終わる、というまとめ方でしたが、ほころぶこともなく、しっかりまとまっていました。　　　ホール正面のギリシャ神殿風円柱　「カルミナ・ブラーナ」は、終盤で男声合唱の小節が他と合わないという事故が発生しましたが、ステージ・オペラ風の演出にしたのは面白かったです。（この大学にはオペラ専門のオケ・コーラスがある。）　ソプラノの幸田さんが素晴らしい響きで良かったのは流石と言うべきでしょう。　すぐにでもプロとしてやっていけそうな学生を探しましたが、そこまではチョット無理かな。　　（バラとメタセコイアは、靭公園で撮影）

  2022.12.12

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  さすが名所

  こんばんは、ほうとうです。　有馬温泉をスタート・ゴールとした六甲の山歩きの最後は、紅葉の名所、瑞宝寺公園に立ち寄り、見頃の紅葉を観光客に混じって楽しみました。　　　茶店の傘　　　山側の出入口で　　　ドウダンツツジ　　　石碑と　　　紅のひろがり　かの太閤秀吉とねねさんも温泉に浸かりながら愛でたであろう、有馬の紅葉、さすがです。存分に楽しませてもらいました。

  2022.12.02

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  紅葉登山ラスト

  こんばんは、ほうとうです。　２７日（日）、有馬温泉駅をスタート・ゴールとして六甲山系を歩いて来ました。有馬三山（落葉山・標高５３３ｍ、灰形山・標高６１２ｍ、湯槽谷山・標高８０１ｍ）を縦走し、番匠屋畑尾根を登り、全山縦走路の極楽茶屋跡付近で休憩・折り返し、紅葉谷を下り、炭屋道・魚屋（ととや）道を少し登り返して筆屋道を下って最後に紅葉の名所、瑞宝寺公園で紅葉狩りをして帰るという設定です。　六甲有馬ロープウェーが行き来する周辺の山の紅葉が良いという話があったので、来てみたのです。今回のコースは、ロープウェー西側を上り、東側を下る感じです。　　　妙見寺参道路傍の石仏と紅葉　　　サザンカ　落葉山からはアップダウンを繰り返しながら、標高を上げて行きます。瘠せ尾根あり、急登ありのコースです。　　　灰形山の朝　　　林の中　　　湯槽谷峠付近の紅葉の道　　　黄葉輝く　昼食休憩後は、紅葉谷を下ります。名前の通り良い紅葉が見られたらなぁ、と期待しながらです。　　　黄葉と滑滝　　　白石谷分岐　　　広い河原で見上げる　　　瑞宝寺谷　　　有馬展望台からの眺め　この後、瑞宝寺公園に下り、素晴らしい紅葉に心躍るのですが、写真の数が多いので次回でご紹介します。

  2022.11.30

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  ドルフィンにはついている？

  こんばんは、ほうとうです。　２６日（土）、ＮＨＫ大阪ホールで行われた、Ｎ響大阪公演に行って来ました。　曲目、出演者は、同響１１月定期Ｂプロと同じで、ヴォーン・ウィリアムズ（略してＲＶＷ）の「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調とＲＶＷの交響曲第５番ニ長調。指揮はＬ．スラトキン、ヴァイオリン独奏は台湾生まれでオーストラリア育ちのレイ・チェン。ＲＶＷが取り上げられたのは、今年生誕１５０年だからです。　　　大阪城公園、お堀端　　　ＮＨＫ大阪（右）と大阪歴史博物館　　　ホールエスカレータ踊り場から大阪城　ＲＶＷは、２０世紀前半の英国を代表する作曲家で、民謡を収集、研究したことで、郷愁感たっぷりの作風です。この第５交響曲の第３楽章はオルガン編曲され、故エリザベス女王の葬儀式典の前に演奏されました。　　　終演時（この時だけ撮影可とされた）　このＮＨＫ大阪ホールはキャパが１４００余で、ステージの広さも写真の通りですから、２管編成のオケが精いっぱいで、３管以上だったり、合唱団をステージに載せると、うるさくなってしまいます。来年3月は、フェニーチェ堺で行われる予定なので、この心配は無くなりますね。　「メンコン」では３楽章の途中で、ソリストの楽器（１７１４年製ストラディバリウス「ドルフィン」）にトラブルが発生し、第１ヴァイオリントップサイドの楽器を借りて演奏を続け、その間にトップサイドの人が修復して、終結部に間に合わせる、といったハラハラドキドキのハプニングがありました。（弦が切れてしまったら、その場では修理しない。）　ドルフィンとトップサイドの人の楽器には鳴りにハッキリ違いが感じられました。（「芸能人格付け」のＴＶ番組対策はこれで大丈夫かな？）　しっかし、ドルフィンには何か憑いているのかな？

  2022.11.27

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  秋の名残でもう一休み

  こんばんは、ほうとうです。　長居植物園の中のコスモス畑は見頃終盤でした。こちらには多くのお客が集まり、揺れる花を愛で、思い思いに写真を撮ったりしていました。

  2022.11.25

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  秋の名残で一休み

  こんばんは、ほうとうです。１９日に出掛けた長居植物園の中のバラ園では、まだ秋バラの花がそこそこ残っていて、少し和ませて貰いました。　　　ゴールド・バニー　　　早春　　　プリンセス・チチブ　　　ボルデュール・ローズ　　　アイスバーグ　来週からは寒くなりそうです。

  2022.11.24

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  若手による民族色プログラム

  こんにちは、ほうとうです。　２０日（日）（３日制の最終日）、西宮の県立芸術文化センターで行われた、PAC（兵庫芸術文化センター）オーケストラの第１３７回定期に行って来ました。　　　西宮ガーデンズの紅葉　　　秋の芸術文化センター　指揮は、シンガポール出身の若手（３６歳）カーチュン・ウォンで、ピアノ独奏は、神戸出身の２９歳、三浦謙司。ＰＡＣオケも基本的に若いメンバーなので、若い音楽家による民族的プログラムの演奏となりました。　曲目は、伊福部昭の舞踊曲「サロメ」より7つのヴェールの踊り、ラフマニノフのピアノ協奏曲第３番ニ短調、（ピアノアンコールはドビュッシーの月の光）そしてメインがバルトークの管弦楽のための協奏曲（オケのアンコールは、外山雄三の管弦楽のためのラプソディーより終曲「八木節」、何とバルトークのために舞台に乗っていたハープ２台付き。(笑)）　映画「ゴジラ」の音楽で有名な伊福部ですが、舞踊曲「サロメ」はO.ワイルドの有名な戯曲に（Ｒ．シュトラウスがオペラ化したのがお馴染み。）バレリーナの貝谷八百子と彼女のバレエ団のために１９４８年作曲し、１９８７年演奏会用に改訂したものです。伊福部らしい力強いリズムが続き、まさに伊福部ワールド。衝動に駆られ、激情が迸るラストでオケ全員が立ち上がる演出も。　コンチェルトのピアノ独奏は、しっかりして雄弁でもあり、パースペクティブなこの曲を見事に演奏していました。ただ、オケが緩徐楽章（２楽章）の弱音部分で、音の線が弱くなってしまったことが、課題でした。コンチェルトの伴奏では、オケは一般的にボリュームを下げるのですが、ごく小さな音量でもしっかりした音楽の流れがないといけないのです。ここは、もっと経験を積んでレベルアップの必要がありますね。　バルトークの通称「オケコン」は、前世紀の最も有名で好まれる管弦楽曲。こちらはしっかり準備され、好演でした。ただ、協奏曲でもあるので、目立って上手いパートがあっても良かったかなと思いました。有名オケに入団できるメンバーが現れることを期待、ですね。　　　西宮ガーデンズのクリスマスツリー

  2022.11.23

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  街中の紅葉

  こんばんは、ほうとうです。　１９日（土）、空いた時間で大阪市東住吉区にある長居植物園を散歩してきました。　手前の長居公園を含め、多くの家族連れが秋晴れの下、紅葉を楽しみながらのんびり過ごしていました。　　　大阪市のシンボルツリーかと思ったら、大阪府の木だった、イチョウ　　植物園正門の並木　　　外周散歩道　　　噴水　　　メタセコイアの池　帰る前にミュージアムショップに立ち寄りましたが、なかなか良いものを売っていました。　　　ムササビと紅葉川のオオサンショウウオ

  2022.11.21

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  今度はＢＳＯをおかわり

  こんにちは、ほうとうです。　１０日（木）、京都コンサートホールで、１１日（金）、フェスティバルホールで行われた、アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団（ＢＳＯ）の演奏会に行って来ました。５年振りの来日公演です。　　　京都コンサートホール１階円形ホール　　　京都コンサートホールパイプオルガン　京都公演の曲目は、C.ショウのPunctum（オーケストラ版）（日本初演）、モーツァルトの交響曲第４０番ト短調Ｋ．550とＲ．シュトラウスのアルプス交響曲。写真のパイプオルガンも盛大に鳴り響きました。　　　フェスティバルホール入口の大階段　アメリカの現代作曲家、C.ショウのPunctumは、弦楽四重奏曲として作曲されたものを、ネルソンス＝ＢＳＯの委嘱を受けて管弦楽版に編まれたもので、この夏世界初演されたばかりのものです。冒頭で、空間と時間が強力な力で歪められたような音楽で始まり、古の宗教的和音が続きますが、これはコープランドが多用した和音にも聞こえます。最後に再び歪められた音楽が小さく演奏されて曲を閉じます。　なかなか面白い曲で、また聴いてみたいと思いました。　ただ、京都公演は空席が多く（ボストンと姉妹都市なのに）、ちょっと残念でした。　（大阪公演はしっかり客が入っており、ネルソンスも感謝のツィートしてたな。）　大阪公演は、この２曲では早く終わってしまい、アンコールを予定しているのかなと思ったりしましたが、２曲ともゆったりとしたテンポで、細部までこだわって演奏されており、名曲コンサートになってしまいそうな選曲だったのに、この２曲で十分でした。協奏曲では、ピリオド演奏も参考にした響きで、工夫が多く、新鮮に感じました。　両公演とも、オケのパワー炸裂で、小澤征爾さんが監督だったころとずいぶん変わりました。音色も暗めのドイツ的なものから、ワールドワイドな平均的なものになりました。世界的で多様な文化的背景を持つ団員が入ってきたことで、こうした潮流が主流になって来ているのでしょうか。とは言え、アメリカ五大オケの一角は健在だなあと感じました。

  2022.11.13

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  秋晴れのススキ原

  こんばんは、ほうとうです。　６日（日）、大阪・和歌山県境を成す和泉山脈で、ダイトレ内の一座、岩湧山（標高８９７ｍ）に登って来ました。言わずと知れたススキの名所です。天気も眺望も絶好とみられたことから、久しぶりにこの山に決めたのです。ただ、楽に歩いてはつまらないので、ダイトレのコースに沿うよう、南海紀見峠駅をスタートとし、滝畑ダムをゴールにしました。　　山頂手前までは、基本的に杉林の中を歩きますが、所々広葉樹も見られ、紅葉しているものもあります。ダイトレの稜線に上がるまでは急坂ですが、登ってしまえば、なだらかなアップダウンとなります。　　（ダイトレ名物）丸太階段（慣れるまでは意外としんどい。）　山頂からの素晴らしい眺めをどうぞ。　　　遠く大峰の山々（高いのは弥山・八経ヶ岳）　　　（手前から）金剛山、大和葛城山、二上山　　　大阪平野、大阪湾、六甲山　　　りんくうタウン、関空島、淡路島　　　南葛城山　時に風にススキが揺れ、また陽の光を浴びてススキが輝きます。　　　山頂ススキ原　　　ススキ原と金剛山　　　山頂直下からススキ原を見上げる　滝畑ダムから河内長野駅に向かうバスに乗りましたが、途中の道の駅奥河内くろまろの郷で下車してみると、　東西に長い岩湧山の姿がはっきり望めました。

  2022.11.07

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  ご近所の山の秋

  こんにちは、ほうとうです。　３日（木・祝）、遅めに起床したので最寄りの大和葛城山（標高９５９ｍ）に登ってきました。コース設定が良ければ、色々秋の風景を楽しめるはずなのです。　という訳で、葛城ロープウェイ前から北尾根を登り、一旦ダイトレまで上りますが（下側の自然研究路は今も通行止め）、ダイトレから上側自然研究路に入って歩けるので、自然林を見て歩き、山頂のススキ原、山頂南面のツツジ園を見下ろして、くじらの滝コースを下ることにしました。　くじらの滝コースは、沿っているジョウモン谷の崩落が激しく、数年前からう回路が設けられています。ここと金剛山は風化花崗岩の真砂土土壌なので、土砂流出が大きく、古い登山道は流水によるえぐれが酷く、隣に新しい登山道ができています。傾斜はきついので、雨やその直後はスリップに要注意です。　さて、スタート地点から山上を見上げると、青空にロープウェイ山上駅周辺の紅葉までスッキリ望めます。　今回は、歩いた順の写真ではなく、種類ごとに掲載します。　　　北尾根の紅葉　　　黄葉と木立　やはりダイトレの杉林より自然研究路がいいですね。　　　自然研究路から見る紅葉　　　山上駅上の紅葉　　　山上駅展望台からの眺め　　　婿洗い池下の紅葉　　　ツツジの紅葉　　　ススキと紅葉　　　風に揺れるススキ原　ご近所ですが、十分楽しめました。

  2022.11.05

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  前に進めないよ～

  こんばんは、ほうとうです。　取立山山行の後半の話です。　取立山山頂までの前半　　　黄葉ブナ天へでも紅葉は悪くなかったのですが、こつぶり山から下山の大滝付近までの紅葉は、今まで見たことないほど見事で絶品でした。やって来た他のハイカーたちも皆、歓声を上げて喜んでいました。　そんな訳で、立ち止まって眺めたり、写真を撮ったりで、なかなか進めませんでした。　　　こつぶり山　　　こつぶり山南西斜面　　　錦繡　　　沢への降下点ピーク　　　紅葉の木立　　　黄葉の重なり　　　青空に映える　おまけ　紅葉に満足しまくったあとは、「勝山温泉センター水芭蕉」のキャンプ場でテント泊しました。（周辺の一般宿泊施設は、どの旅行サイトでも皆満室だったのです。）　この１０月からキャンプサイト２面がオープンしていたのです。（１面は５×7ｍくらいの広さで、家族用テントも問題なく設置できます。オートキャンプ場ではありませんが、駐車場至近で、流しやゴミ捨て場、電源コードも利用できます。ただ、テント・食材・調理器具は持ち込みです。また、サイト上にトゲトゲの木の実が落ちているので、テントを張る場所は除く必要ありです。）　温泉に浸かって、しっかり暖まったので、ぐっすり眠ることができました。　　　キャンプサイトの朝

  2022.11.03

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  秋の取立山周回

  こんばんは、ほうとうです。　１０月２９日（土）、福井県勝山市の取立山（標高１３０７ｍ）に登って来ました。　これくらいの標高の山が、紅葉が見頃かなとYAMAPの登山レポを見てみると、良さそうなので決めました。ただ、これまで積雪期・残雪期は危険という大滝コースを含む周回コースを歩くことにしました。　早朝は霧が発生していましたが、やがて晴れそうなので駐車場から尾根を登って山頂に向かい、その後大滝を経て下山することにします。　ジグザグ道が終わると、　　　落ち葉の道となり、　　　いろとりどりの落ち葉が散り敷き、雰囲気たっぷりのイイ感じです。　　　紅葉の向こうの勝山の平野　　　山頂から直下の取立平を見下ろす　　　（取立山東の）原高山斜面　　　取立平の道　　　取立平から山頂を見上げる　　　取立山北斜面　紅葉と白い幹のコントラストがイイ。　避難小屋で小休憩した後、すぐ北のこつぶり山（標高１２６４ｍ）に。　　　こつぶり山から白山御前峰　雲の切れ目からちらりと白山最高峰が見えました。しばらく粘って白山全体が見えないかなと待ってみましたが、雲は切れず、諦めて下山することにしました。　ここから大滝あたりまでの紅葉が余りにも素晴らしく、なかなか脚が進みませんでした。　他のハイカーたちも、この紅葉を目の当たりにして、歓声を上げていました。　この紅葉の写真は次回で。　沢に下りてしばらく沢沿いに下ると、目当ての一つ　　　大滝です。落差約３０ｍですが、姿も良くなかなかの名瀑ですね。　また、周囲には黄葉もあって、少し離れて見るのもオツな眺めです。　路程５．８キロで、標高差や危険個所も少ないのですが、ついついじっくり紅葉などの風景を楽しんでしまいました。

  2022.11.01

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  紅葉と落ち葉

  こんばんは、ほうとうです。　２３日（日）、奈良県東吉野村から三重県松阪市にかけての明神岳（標高１４３２ｍ）と桧塚奥峰（標高１４２０ｍ）に登って来ました。台高山脈の北部にあたり、東西に延びる支脈のうちの一つです。　前山行二つは関西の山ではなかったので、ここら辺で関西の山にも行っておこうと考え、標高的にこの山が紅葉が楽しめるかなと睨んだのです。　天気予報では良い天気のはずでしたが、起きてみると小雨。天気予報を見直すと、朝のうちに天気は良くなるとのことでした。　大又林道の駐車場に着くと、雨は止んでいましたがガッスガス。そのうち眺望も良くなるだろうと、登りに集中します。明神谷は数か所渡渉があり、深くなっている所もあります。　（車止めゲートより上の林道沿いの）蒼い淵　（明神平手前の）落ち葉ふかふかの道　（明神岳山頂すぐ下）霧中の鮮　明神岳までは道迷いの心配はありませんが、ここから先、桧塚奥峰までの尾根歩きは、何度も折れ曲がるので、方向感覚が狂って違う尾根に入らない様、少ない標識、オレンジ色のテープを見逃さないよう、時にはYAMAPなどのソフトで確認するのが良いと思います。　黄葉ブナのお出迎え　（桧塚奥峰西の）シロヤシオ紅葉　（シロヤシオの）幹振り　桧塚奥峰に着くころ、ようやく晴れてきました。　（桧塚奥峰から）台高主脈　まだ風がそこそこ吹くので、風の弱い昼食休憩場所を探しながら戻ります。　苔と落ち葉　紅葉と落ち葉　台高主脈間近の斜面　台高主脈西斜面の紅葉　結局、明神平の木立の中で昼食を摂りました。　小鳥ものんびり　紅葉は終わり気味でしたが、落ち葉の感じが良く、十分楽しめました。　紅葉は里山にどんどん下って行きますね。

  2022.10.26

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  霧ヶ峰の風景

  こんばんは、ほうとうです。　霧ヶ峰の後編です。前編では、八島ヶ原湿原を紹介しましたが、今回は眺望やその他の景色をご紹介します。　宿泊したのは、若夫婦が運営している「ヒュッテみさやま」です。八島ヶ原湿原から水が流れ出す小さな沢沿いにあります。八島ヶ原湿原をメインに考え、湿原の駐車場を利用し、比較的近い所にあって、山の雑誌でも紹介されたことのあるここに決めました。　全国旅行支援の「信州割」が使え、お得に宿泊できました。　　　ススキ原のヒュッテみさやま　　　薪とヒュッテみさやま　ここは昼は屋外の（屋根付きテラス席もある）テーブル・ベンチで喫茶営業していて、コーヒーは、オリジナル性のあるものでとても美味しかったです。夕食も特に豪華ではないものの、優しくて良い味付けでした。部屋や設備は、全個室の山小屋といった感じです。　周囲には木立があり、紅葉・黄葉が心和ませてくれます。沢渡（さわたり）へ向かう砂利道では、ススキの向こうに車山が望め、少し車山方向へ進むと　　　クヌギ森の黄葉が賑やかです。　細い車道が入って来る沢渡に、ヒュッテジャヴェルの喫茶メニュー看板が出ていましたが、何だか美味しそうでとても気になりました。次回はここの喫茶に入ってみたいです。　先へ進むと、緩い上りとなり、見通しが効く様になります。北アルプスの一部や　　　美ヶ原が望めました。　車山の肩は駐車場が近く、観光客も多く来ます。コロボックルヒュッテも大賑わいで、もう少し遅く着いていたら、屋外テラスでの喫茶休憩はできないところでした。　休憩後、車山に登ります。雲の切れ間に　　　槍ヶ岳と大キレットが望めましたが、近くの八ヶ岳は、上半分が雲に隠れてしまい、残念。　車山山頂テラスから下を覗くと、砂面に紅葉が見られました。　蝶々深山を経由して北上すると　　　秋の草原を行くと言った感じで、心象的でもあり、感じ入ります。　物見岩から北西を見下ろすと、　　　八島ヶ原湿原と奥霧小屋の森が紅葉に彩られ、素敵な風景に小躍りします。　　　ススキ原と落葉松　　　秋の青空　そして以下の眺望は、初日の八島ヶ原駐車場手前で見たものです。　　　雲海と中央アルプス　　　雲海に浮かぶ御嶽山　秋の清々しい青空の下、風景を大いに楽しみながら、気持ちの良いハイキングでした。

  2022.10.21

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  広大なる八島ヶ原湿原の草紅葉

  こんばんは、ほうとうです。　１５・１６日の土日、長野県諏訪市・下諏訪町にまたがって広がる日本百名山の霧ヶ峰（標高１９２５ｍ、車山山頂）を歩いてきました。　ネットニュースで霧ヶ峰の中にある八島ヶ原湿原の草紅葉が見頃と出たので、天気予報を確認し、宿泊先を予約して出掛けたのです。金曜の夜中にマイカーで大阪を出発し、休憩しながら、朝、八島ヶ原湿原の駐車場に到着して、朝食と準備をして歩き始めました。　ビーナスラインをくぐり抜けて、数段の階段を上がると、ドーン！と八島ヶ原湿原が広がります。　できるだけ一周歩けるよう、まず時計回りに歩き出します。大半は木道になっています。　湿原の縁のススキの穂が朝の光を浴びてキラキラ✨輝いています。　　　ススキ、湿原と白樺　　　池に映る空　　　草紅葉の湿原　　　湿原の池と岩　八島ヶ原湿原を３分の２回って、霧ヶ峰の周回路を歩きました。標高差は３００ｍ余しかないので、周回してもきついことはなく、ハイキング程度です。　車山に西から登って東に降り、山頂の北側に回り込むと、小振りな　　　車山湿原で、車山の北斜面には　　　笹原の中の紅葉が見られます。　　　薄が原と紅葉　　　ススキと黄葉　八島ヶ原湿原の西側では、　　　湿原と紅葉の林　　　八島ヶ原湿原の紅葉と湿原の草紅葉、紅葉・黄葉、ススキが広がる風景を目いっぱい楽しんだのでした。（次回に続く）

  2022.10.19

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  ＬＳＯをおかわり

  こんばんは、ほうとうです。　Ｓ．ラトル率いるロンドン交響楽団（ＬＳＯ）の来日ツアーが最終盤を迎えています。コロナ禍を挟んで４年振りの来日です。　ベルリンフィルを退任して自国に戻ったラトルが、２０１７年ＬＳＯ監督に就任し、ワールドワイドな世界トップ群のオケに磨き上げ、レコーディングや配信、音楽教育などの活動を活発化させました。ベルリンでやっていたことをロンドンにも導入したのですね。演奏能力も飛躍しました。「地方的な」という言葉の対義である「世界的・都会的な」オケでありながら、金管群はブラス大国の印象を残しています。　９月３０日、京都コンサートホールで行われた、このコンビの演奏会プログラムは、　　ベルリオーズ：序曲「海賊」※１　　ドビュッシー：劇音楽「リア王」から　　　　　　　　　　ファンファーレ　　　　　　　　　　リア王の眠り　　ラヴェル：ラ・ヴァルス※２　　ブルックナー：交響曲第７番ホ長調（B-Ｇ．コールス校訂版）ですが、　１０月１日、フェニーチェ堺でのプログラムは、　　※１　　武満徹：ファンタズマ／カントスⅡ（トロンボーン独奏：ピーター・ムーア）　　※２　　シベリウス：交響曲第７番ハ長調　　バルトーク：バレエ「中国の不思議な役人」(組曲）と、小品では重複があっても、別物と言えるもので、このコンビの力量を如実に表していると言えます。　また、ラトルは来秋からドイツのバイエルン放送響に移るので、今回は２日とも聴くことにしたのでした。　ラ・ヴァルスはもうこのコンビにとっていつでも演奏可能な曲、十八番なのでしょう。　２日とも余裕で良かったです。ドビュッシーも小品ながら良くて楽しめました。　ブルックナーのコールス版ですが、近年演奏されるようになりました。国際ブルックナー協会が進めている新全集とは異なる立場で校訂をしているようで、ラトルはコールスの仕事を支持しているようです。ブルックナー自身から来る楽譜の問題は、まだまだ決着しそうにはありませんね。　バルトークでは、恐怖、ホラーを精密かつ熱狂的に表現し、大いに盛り上がって素晴らしい演奏でした。　このコンビを２日連続で聴いたことは、正解！！でした。

  2022.10.09

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  紅葉の名山

  こんばんは、ほうとうです。　焼石岳に登った翌日の９月２６日は、紅葉で有名な栗駒山（標高１６２７ｍ）に登りました。　日本二百名山で花の百名山でもあります。　宮城県側のいわかがみ平から登るコースが有名ですが、岩手県と秋田県との境にある須川温泉の登山口から産沼、自然観察路を経て山頂を往復することにしました。（最短の須川コースは昭和湖から天狗平の稜線までが火山ガスの噴出で、通行止めになっています。）これなら、下山してすぐに温泉に浸かれます。　この日は、午前中雲が出て眺めが今一つでしたが、昼前から青空が出てきて、紅葉も「映え」となりました。　須川高原温泉の源泉脇を通り、岩の隙間から湯気が出ている場所を過ぎ、湿原である名残ヶ原の木道を進みます。奥まで来ると、湯気が出ている荒々しい　　　剣岳がはっきりと見えます。　苔花台分岐から下って１つ目の渡渉、しばらく山腹を巻くように進むと「三途の川」と名付けられた２つ目の渡渉です。ここは流れがやや激しいので、増水時は要注意です。渡渉が終わると、傾斜がきつくなり、標高を上げて行きます。　産沼付近では、紅葉が見られるようになりました。　山頂東側の縦走路で振り返ると、草原に紅葉が広がり、進む先に目を向けると、山頂東面に紅葉と緑の笹やハイマツがまだら模様を見せています。　関西ではこの様な風景は無く、この景色を目の当たりに出来たことが嬉しいです。　坂を登って山頂に着くと、ぐるりと眺望が楽しめます。　　　山頂からいわかがみ平　山頂西側すぐの所に良い紅葉があり、少し西へ下って山頂を見上げると、　　　青空の山頂紅葉が楽しめました。　東へ下って、　　　高原の紅葉に遊び、　　　須川温泉を見下ろしてまた紅葉の中から　　　笊森のピークを眺めました。　　　名残ヶ原紅葉　　　須川温泉源泉　下山して日本秘湯を守る会の須川高原温泉で日帰り入浴し、酸性で熱い源泉かけ流しの湯を皮膚のピリピリ感と共に感じて、さっぱりした気分で長い関西までの帰路に着いたのでした。　山の紅葉を求めての東北遠征、大満足でした。

  2022.10.07

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  広大なる山の紅葉

  こんばんは、ほうとうです。　焼石岳の話の続きです。前半は森と沢と沼の間を行きましたが、後半は草原と紅葉と眺望になります。（良い風景に、沢山の写真を撮ってしまいました。ご容赦を。）　登った９月２５日は天気が良く、時々風にガスが流れて来るくらいで、山頂ではじりじりと暑さを感じる程でした。　姥石平が近くなると、　赤みを帯びた紅葉になってきます。　草原も綺麗な草紅葉。　姥石平まで来ると、焼石岳の山頂がはっきり望めます。　姥石平から山頂に登り始めると、　　　チングルマの紅葉と泉水沼、奥に東焼石岳　振り返ると、　　　草紅葉の奥に横岳　山頂への坂を半分登ると、左側に　　　西焼石岳と西の谷　横岳の斜面から栗駒山が覗き、美しい草地の西の谷へ落ち込みます。　そして前方には、西焼石岳の向こう、雲海から鳥海山が頭を覗かせています。　山頂に立って北を見ると　　　南本内岳の奥に岩手山　山の北面が良さそうなので、一旦北に下り、山頂東をぐるりと回ります。　　　焼石岳北面の紅葉と西焼石岳　　　山頂北から東焼石岳　　　高層湿原と池塘　焼石岳と東焼石岳との鞍部で、　東焼石岳への分岐を過ぎ、姥石平の合流近くで草紅葉の向こうの山頂を振り返り、素晴らしい山の紅葉の眺めに名残を惜しみつつ、下山したのでした。

  2022.10.05

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  森と沼と沢を抜け・・・

  こんばんは、ほうとうです。　東北遠征での一座目は、岩手県奥州市の焼石岳（標高１５４７ｍ）です。日本二百名山に列せられています。　宿泊先の焼石クアパークひめかゆから車で１０分足らずの国道沿いに、焼石岳中沼コース入口の看板があり、ここから尿前（しとまえ）林道に入ります。未舗装で細くすれ違いもままなりません。レンタカーを傷付ける訳にはいかないので、ぐっと低速で慎重に長いデコボコな林道を走り切りました。　この山は、標高１２００ｍくらいに、銀明水の水場と避難小屋があり、この少し上で、森を抜け、草原の広がる景色に一変します。この山の写真の数が多くなるので、今回は樹林帯の風景とおまけ？の２枚をご紹介します。　駐車場にトイレと登山届提出箱があり、支度をして出発です。　沢沿いの道に、強い朝日が差し込んで、気分を高めてくれます。　坂を一登りで、　　　中沼のほとりに出ます。横岳の尾根が南に落ち込んでいます。　沼の南岸を少し進むと、横岳山頂が望めます。　更に少し登って行くと、　　　上沼です。　ここも静かでいい雰囲気です。（恵美子とちゃうぞ。笑）　さて、更に登って行くと、つぶ沼コースと合流し、銀明水で小休憩した後、また登り始めると、小滝があり、草の斜面が広がります。　ここは初夏でも雪が残る所で、残雪時には通行注意だそうです。　ここから広々とした草地に所々灌木が生える植生に変わります。　もう少し登ったところで、ちょろちょろ動き回る生き物を見つけました。　止まった瞬間に、目を凝らすと　　　オコジョでした。　日本アルプスの高地の岩場にしか住まないと思っていたので、意外でした。　それにしても可愛いです。　上半分の景色の話は、次回で。

  2022.10.03

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  遂に東北遠征！

  こんにちは、ほうとうです。　かねてより、紅葉が素晴らしい東北の山に登りたいと思っていましたが、ついに遠征しました。（🎉パーン！　🎺パンパカパーン‼）　難度の高くない山に行くことを設定し、温泉に浸かりながら、ちょっと観光もする計画を立てました。　旅行を9月下旬に設定したので、台風が来る可能性も考えられることから、欠航の可能性が高くなる飛行機を使わずに移動することにしました。　9月23日の夜、大阪梅田から東京駅行き夜行バスで出発です。出来ればＪＲの夜行寝台特急「サンライズ」号のノビノビ座席（寝台券不要で、完全に横になって寝られることから、山小屋で寝ながら移動する様なものです。）を予約したかったのですが、やはり大人気で、押さえることはできませんでした。　バスの運転手さんが「東名・新東名高速が台風の大雨で通行止めになったことから、中央道経由で向かいます」とアナウンス。また、運転手さんが頑張ってくれ、大した遅れが出ず、東京に到着しました。　東京駅八重洲口に夜行バスは着きましたが、９月１７日から路上のバス停ではなく、バスターミナルができ、運用を始めています。　乗降場所は地下２階にあり、八重洲地下街に繋がっているので、雨に濡れることなく東京駅に入れます。また、トイレはもちろん、コンビニや飲食店等もあるので大変便利です。今後乗降ホームを増やすとのことです。　さて東京駅に入ってみると、多くの若い人が座り込んでいます。　運行状況の表示を見ると、東海道新幹線や東海道本線は運行を見合わせています。　それで、旅行に出発出来ないでいる若者が、多数座り込んで運行再開を待っていると気づきました。（新幹線や在来特急で東京に来ないで良かったあ。）りゅうびは、「東京ってこんなに浮浪者がいるのかとちょっと驚いてしまった。」と、小ボケを言っていましたが、そんな世の中にならないで欲しいものです。　　　Ｅ５系が入線　東京駅からは東北新幹線で岩手県一関へ。東海道新幹線に比べてカーブが少ないので、乗り心地がいいですね。　一関駅前でレンタカーを借り、宿泊先に行く前に観光。世界遺産の中尊寺に行きます。本当は庭園が素晴らしい毛越寺（もうつうじ）にも行きたかったのですが、雨が降っていたので、雨中の庭園散策・撮影は厳しいので諦めました。　　　月見坂（中尊寺参道）　　　弁慶堂　　　弁慶堂から平泉の眺め　この地平泉は、１１世紀末から１２世紀にかけて奥州藤原氏が栄華を極め、源義経が頼り、終焉を迎えた地であります。（大河ドラマ「鎌倉殿の・・・」等を見ている方はご存じですね。）　　　峯薬師堂　　　薬師参拝　　　大日如来（大日堂）　　　鐘楼　杉のほか、モミジ・カエデの樹が多いので、紅葉の風景が楽しみですね。　境内の奥の方に、教科書に必ず載って余りにも有名な　　　金色堂が。外側に金箔の劣化を守る覆堂（おおいどう）があって、中に入らないと金ピカのお堂は見られません。（金色堂自体は撮影禁止）　　　旧覆堂　中央にライトアップされている柱がありますね。中に入って見てみると、　　　藤原秀衡、義経、弁慶８００年忌柱でした。　　　芭蕉翁像　江戸時代の俳人松尾芭蕉がこの地を訪れ、古の史実に思いを巡らせ、　　　夏草や兵（つわもの）どもが夢の跡の名句を詠み、後に句集「奥のほそ道」を編んで俳聖となったのです。　宝物館である讃衡蔵には、螺鈿細工のテーブルなど素晴らしい逸品が収蔵されており、奈良の正倉院にあってもおかしくない宝物たちに、往時の藤原氏の隆盛に驚いたのでした。

  2022.10.02

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  秋の葛城古道から登る

  こんにちは、ほうとうです。　１７日（土）、台風１４号の接近が気になるので、近場でさっと下山・帰宅できる金剛山（標高１１２５ｍ）に登って来ました。　ただ、同じルートでは飽きてしまうので、今回は奈良県御所市の高天彦（たかまひこ）神社から山頂を往復することにしました。このルートは、山に登り始めた頃以来ですので、本当に久しぶりです。　　この辺り、金剛山、（大和）葛城山の東麓に葛城古道という古の道が残っていて、南から高鴨神社、高天彦神社、橋本院、極楽寺、名柄の古い町並み、大銀杏で有名な一言主神社、九品寺、六地蔵と北上するハイキングコースが設けられています。　高天彦神社駐車場前には　　　コスモス畑が造られ、　　　萩や収穫間近の田んぼの土手には　　　彼岸花（ヒガンバナ）が咲きました。　高天彦神社前には立派な　　　大杉の参道があるので、参拝後、登り始めようとしたのですが、神社横から高天滝前を通る道は壊れているとの案内看板があったので、それに従って駐車場前を少し南下し、民家の所で右折して山道に入りました。　このルートは、郵便道と呼ばれ、かつて御所の郵便配達人が山頂の転法輪寺まで歩いて往復した道です。おおむね杉林の中を行くことになります。平成の二度の台風で崩落した箇所がありますが、すぐ上の高い所に避けて通る道が出来ています。　ダイヤモンドトレールと合流し、　　　一ノ鳥居前に出ます。霧が立ち込めて来ています。　　　仁王杉では神秘的な雰囲気がたっぷりとなりました。　　印塔　ガスは立ち込めましたが、さほど涼しくはならず、山頂売店でコーヒーフロートを飲んで休憩し、下山することにしました。　ダイヤモンドトレールの分岐に、尾根上を行く道の分岐があり、このマツバカケ尾根道を下ることにしました。ここを行くのは初めてですが、郵便道が通行できなくなった時のエスケープルートとして知っておくのは良い事だと思ったからです。（当然紙地図や、YAMAPは持っていて、確認できます。）　高天の集落の少し上で、郵便道と合流し、獣除け柵を通過して高天の集落に入ると、鮮やかな　　　彼岸花の出迎えを受けました。　一言主神社周辺は良く彼岸花が咲いていて、写真を撮っている人を見かけました。　秋の風情は、多くの人を惹きつけるのですね。

  2022.09.19

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  辻井君の進化

  こんばんは、ほうとうです。　１２日（月）、フェスティバルホールで行われた読響（読売日本交響楽団）の第３３回大阪定期演奏会に行ってきました。　指揮は、常任指揮者のセバスティアン・ヴァイグレ、ピアノ独奏は辻井伸行、コンサートマスターは長原幸太（メインでソロがある）。　1曲目。レズニチェクはウィーン生まれでベルリンで没した作曲家。この序曲は、軽めの構造・構成で、約5分の小品と言えます。　メインの3曲目。指揮者のヴァイグレさんは、かなり丁寧に演奏させていました。各パートのバランスが崩れないよう、埋もれるパートがない様注意を払っていました。　一番の注目は、辻井君の演奏。もう30歳代半ばになったんですね。ヴァン・クライバーンコンクールで優勝してしばらくは、技巧が大きなウエイトを占めるラフマニノフ、ショパンやリストなどの曲の演奏が多かったのですが、近年はベートーヴェンなどのじっくり聴かせるプログラムが増えてきていますね。進化しているということでしょう。ただ、この日の協奏曲では、終楽章のテンポ感がややもっさりしているように感じました。作曲年が交響曲第3番の少し前と考えられることから、まだ古典派の雰囲気がある程度残っていると思うのです。　ピアノのアンコールで演奏されたのは、ワーグナーの歌劇「ローエングリン」よりエルザの大聖堂への行列。単に管弦楽の譜面をピアノソロに移し替えたのではなく、ピアノ独奏として楽しむように上手く編曲されていました。ホール内や読響のＨＰには掲示されていませんでしたが、誰の編曲か知りたいところです。

  2022.09.16

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  ガスと晴れ間の際（キワ）

  こんばんは、ほうとうです。　１１日（日）、大峰山脈の釈迦ヶ岳（標高１８００ｍ）に登って来ました。　前週の六甲山が暑かったので、りゅうびから「涼しい山」のリクエストをされ、少考してこの山にしました。天気予報では、紀伊半島南東側は雨の可能性がある、とのことでしたが、この山だとギリ雨は大丈夫かな、雲が出ると涼しく感じるかもと考えたのです。　コースは、楽でかつヒルが出ない十津川村の太尾登山口からのピストンとしました。　太尾登山口からスタートすると、早速北東側に七面山が望めます。　東峰と槍ノ尾ノ頭が耳で、その間の西峰を頭頂部と見立てて、猫耳と言う人が多いのですが、こちら側から見ると、あまりそうには見えませんね。奥駈道から見るとまさに猫の後頭部に見えます。　　　紅葉し始めたシロヤシオ　　　大峯の斜面の森　大峰山脈らしい風景は、ここにもしっかりあります。　尾根上から北を見ると、五條南部や天川村辺りに雲海が見えました。　また南に目を向けると、大峰山脈南部支脈の　　　中八人山などがガスの切れ目で望めます。　古田ノ森のピークを過ぎ、東斜面の下りには、林にガスが流れ込んで、ちょっと神秘的。　七面山が近づくと、東峰大嵓の大岩壁がハッキリ。　見事としか言いようがないですね。　テント泊可能な千丈平では、　　　根の造形に目を奪われます。　千丈平から山頂にかけては、ずっとガスが掛かっていて、眺望はありませんでした。しばらく山頂で粘りましたが、ずっと南東風にガスが流されて来て、切れ目はありませんでした。　ところが、古田ノ森付近からガスは無くなり、青空が広がって来ます。下りながら、振り返ると釈迦ヶ岳南東側にガスがまとわり付き、南の大日岳岩峰西面には陽が当たっていました。　南東風が吹くと、熊野灘や池原貯水池から上がった水蒸気が、ここに吹き付けるのですね。　一つの山でガスの掛かる所と無い所、ちょうど際を行き来したのでした。

  2022.09.15

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  まだまだ暑い

  こんばんは、ほうとうです。　４日（日）、六甲山を歩いてきました。とは言っても、今まで歩いたことのないルートを歩くことにしました。　阪急芦屋川駅から芦屋川沿いに歩き始め、当初は馬の背を通って荒地山に向かう予定でしたが、背後からの日差しがきつく、暑くなりそうなので、谷沿いとなる、高座ノ滝、高座谷、キャッスルウォールを経て荒地山（標高５４９ｍ）に登り、芦屋ＣＣを抜けて東お多福山（標高６９７ｍ）、蛇谷北山（標高８４０ｍ）、石宝殿、六甲越（標高約８８０ｍ）、魚屋道ー筆屋道、瑞宝寺公園、有馬温泉と歩きました。　　　（藤木九三のレリーフがある）高座ノ滝　　　高座ノ滝上の小岩場から大阪湾　　　深き高座谷　　　キャッスルウォールの左を巻いて登り、尾根に乗ります。　間もなく岩梯子と呼ばれる岩の積み重なった登りとなります。　東西二手に別れて登れそうですが、西側ルートの途中でおば様二人が休んでいる様子だったので、東側を登りました。その途中で、　　　芦屋川と東神戸港を望み、更に登って岩小屋のテラスからは、　　　尾根の向こうに兵庫区、その先に淡路島を眺めました。　東お多福山の笹原と草花も良かったのですが、りゅうびが暑いだの、早く下りたいだの、まるで駄々っ子に変身したので、少しでも楽に歩けるよう、七曲りを登らず、石宝殿まで尾根を登り、縦走路を西に歩いて一軒茶屋横の自販機で冷たい飲み物を補充し、六甲越でしっかり休憩しました。　六甲越には、トイレと休憩舎が新設されており、良い場所になっていました。芝生の奥の植込に秋の風情を感じました。　筆屋道に入ると、沢沿いとなり、太鼓滝を見て、もう少し下ると、　　　瑞宝寺公園です。さすが紅葉の名所、見事な楓・モミジで、紅葉が楽しみです。　六甲山系は、まだまだ歩いていないコースが多いので、もう少し涼しくなったら、色々と歩いてみたいです。

  2022.09.09

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  眺望なくても

  こんばんは、ほうとうです。　五竜・唐松の縦走記最終回です。　五竜岳から唐松岳まで縦走した日は、ピーカンの絶好の天気で、首筋が日焼けでヒリヒリするほどでしたが、最終日の八方尾根の下りは、霧雨＆ガッスガスでほぼ眺望がありませんでした。　これは縦走の日の　　　唐松頂上と不帰ノ嶮（かえらずのけん）三峰・二峰　　　唐松岳夕景　八方尾根は高山植物の花が多く見られ、眺望が効かなくとも楽しみながら下れました。　唐松岳頂上山荘の北側砂礫地にも咲いていたのですが、既に萎れ気味で　　　五竜山荘テン場降り口の駒草の一株が、イイ感じでした。　　　白花の竜胆（リンドウ）　丸山ケルンから少し下った所に、　　　扇雪渓があり、意外と雪が締まっていて、涼めました。　もう少し下ると、色々な花の　　　お花畑が連続して見られます。　花の写真は、遊山トレッキングサービスのHP内にあるMr.Dashのぶろぐ館で紹介されています。　八方尾根の終盤で、ガスが少し晴れて上った遠見尾根が少し望めました。　八方池で見たかった白馬三山は望めませんでしたが、　　　黒山椒魚は見ることができました。　八方池山荘前からリフトで1本下った黒菱平には、　　　鎌池湿原があり、自然が残されていることにちょっと安堵したのでした。

  2022.09.08

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  万歳！大眺望の縦走

  こんばんは、ほうとうです。　五竜・唐松縦走の２日目、五竜山荘で快晴の空のもと、気持ち良い目覚めの朝を迎えました。　部屋の窓から、五竜岳を眺めると、朝日を浴びて、みるみる赤く染まり、見事なモルゲンロートになりました。本日の縦走が、とても素晴らしいものになると期待させてくれます。　メンバーが揃って朝食を摂り、必要最低限の荷物、装備で五竜岳に登頂するため、サブザックにパッキングし、残りは大きいザックに詰めて、小屋前に集合です。　長野県内は、雲海の底に沈んでおり、ただ県境の高山だけが浮かび上がっています。八ヶ岳、富士山、南アルプス。ん？！わかりにくい？では、望遠レンズでお見せしましょう。　　　南アルプス（左から鳳凰山、三角錐の甲斐駒、尖った北岳、間ノ岳、西農鳥、塩見、荒川、　　赤石、聖、但し仙丈ヶ岳は北岳に重なっている。）　　　八ヶ岳（左から蓼科、硫黄、赤岳、阿弥陀、権現）と遠く薄めの富士山　さて、東（左）側の尾根沿いに上り、トラバースしながら、山頂東側の大岩を避けてそのすぐ右を登り、山頂の広場に達したら、西に僅かに移動して、登頂です。　山頂部に達すると、西側正面に、　　　剱岳・立山が。　左（南）側に目を向けると、　　　双耳峰の鹿島槍ヶ岳　そして南峰の右肩から槍・穂がひょっこり。　ツルタテ（剱岳・立山）の南には、　　　北薬師と薬師岳、その間の金作谷カール　南西側には、　　　遠くに赤牛、水晶（黒）、鷲羽、手前に赤沢、針ノ木、烏帽子　そしてクローズアップで　　　剱岳　鹿島槍ヶ岳をクローズアップすると、手前に八峰キレットとキレット小屋の屋根が確認できますね。　五竜岳から下山しつつ、この後向かう北側の　　　唐松岳と天狗ノ大下り、白馬鑓、白馬、清水、小蓮華を見て、俄然鼻息が荒くなったのでした。　申し分無い眺望に、大満足でした。

  2022.09.04

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  夕焼けの五竜岳

  こんばんは、ほうとうです。　８月２７日から３０日まで、北アルプスの五竜岳（標高２８１４ｍ）と唐松岳（標高２６９６ｍ）を縦走してきました。よくお世話になる遊山トレッキングサービスのツアーに参加してです。　初日は、長野県白馬村まで移動して麓のペンションで前泊。２８日に遠見尾根を登り、五竜山荘に泊、２９日にサブザックで五竜岳に登頂して五竜山荘に戻り、後立山連峰の稜線を唐松岳頂上山荘へ縦走、またサブザックで唐松岳に登って、唐松岳頂上山荘に泊、３０日に八方尾根を下って、関西まで帰る、という設定でした。　さて、２日目。白馬五竜スキー場のゴンドラとリフトを乗り継いで、地蔵の頭から歩き始め、階段を上ると、すぐに地蔵ケルンを見て、奥へと進みます。標高１６００ｍを越えているので、高山性の木ばかりかなと思っていたら、　　　ブナ林の坂を少しばかり上って行きます。前夜雨が降り、ガスに煙るブナ林も趣があります。　さほど急でもない坂を登って行くと、突然、小遠見山（標高２００７ｍ）の広場のようなピークに出ます。本来見通しが良く、展望が楽しめるのですが、あいにくこの日はガスが流れていて、一瞬北隣の八方尾根や主稜線が見えただけでした。　ここから遠見尾根をアップダウンを繰り返しながらじりじりと登って行きます。Oガイドに「遠見尾根の名前の由来は、遠くが見渡せるからではなく、タワミが訛ってトーミになり、遠見の字を当てたのが由来。」と教えて貰いました。　間もなく、鹿島槍ヶ岳に突き上げる　　　カクネ里雪渓（左、氷河認定されている）など雪渓たちを見て、雪のせいで曲がりくねるダケカンバの林を抜け、大遠見山（標高２１０６ｍ）を過ぎて、西遠見ノ池付近でカクネ里雪渓を見ながら昼食休憩。　西遠見山（標高２２６８ｍ）を越して、　　　シラタケ沢右股と白岳、その左鞍部に五竜山荘の屋根本格的な登りとなります。　この辺りで森林限界を超え、草地の斜面に　　　チングルマなどの高山植物が多くなります。　白岳（標高２５４１ｍ）を越えた所が五竜山荘。　良い時間だったのでチェックインして、ゆっくりと景色を楽しむことになりました。　小屋前から東を見ると、　　　雲海に潜り込む遠見尾根と影五竜　夕食後も景色を楽しみます。　　　毛勝三山夕照　　　夕焼けの五竜岳　　　遠見尾根分岐から頸城の山々（右から妙高、火打、焼山、金山）　　明日への期待（唐松岳へ続く稜線）　夜は、数多の星座を見ることができました。

  2022.09.03

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  夏の低山で

  こんばんは、ほうとうです。　２１日（日）、近所の金剛山（標高１１２５ｍ）に登って来ました。　８月に入ってから、天気の安定しない日が多く、あまり歩けていないし、遠出もしにくかったので、この山の沢を歩こうと考えました。で丸滝谷を遡上することを予定しましたが、前日に雨がそこそこ降り、当日の朝まで降り続けたので、水量が懸念されたことから、ルートを、モミジ谷右股（上り）－青崩（あおげ）道（下り）に変更して歩くことにしました。　沢沿いを登るなら、暑い夏でも少し涼しく感じられますからね。　　　ツリフネソウ　流石に前日からの雨で沢の水量は多めです。　　　段々の小滝　厳冬期に氷瀑となる滝たちやその周囲の森が生き生きとしている　　　谷の苔生す倒木のを見ながら、また、モミジ谷上部のⅤ字谷（りゅうびの頭に乗っかっているのは虫よけネットで、武田信玄の白髪兜ではありません。しっかし、アブは多かった。）美しい森や大木に癒されたのでした。　尾根上の青崩道も難無く下り、体力が落ちていないことを感じました。　　下山した登山口で　　　ムクゲの花の出迎えを受けました。

  2022.08.24

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  山岳信仰と花と

  こんばんは、ほうとうです。　７日（日）、愛媛県石鎚山の南東側にある、筒上山（標高１８６０ｍ）に登って来ました。　石鎚山の裏登山口、土小屋をスタート・ゴールにすれば、半日で歩けます。　そこで、前日早めの夕食を摂って、大阪の自宅をマイカーで出発し、高速道路を使っていよ西条ＩＣで降り、国道194号線で笹ヶ峰の高知県側に出、登り返して旧寒風山トンネル南口から瓶ヶ森林道（通称ＵＦＯライン）を西に走って土小屋に午前２時ころ着きました。（石鎚スカイラインは夜間通行禁止ですし、松山まで遠回りしなければなりません。）　ＵＦＯラインでは、高知県の低い山間部で多くの稲光や、道端で多くの野ウサギを見かけました。　土小屋の駐車場で、車のシートをフラットにして、朝まで仮眠を取りましたが、十分眠れました。　さて、ここまでしてこの山に来たのは、徳島県剣山で有名な（宮尾登美子の小説「天涯の花」でも登場した）キレンゲショウマの花が見られるとの情報があったからです。　さて、夜が明けると東に瓶ヶ森がギリギリ望め、朝日が差し込む　　　石鎚神社土小屋遥拝殿で天候の安定と、良い山行を祈願して出発しました。　初めはガッスガスの中、笹の茂る尾根を岩黒山（標高１７４６ｍ）へ向けて登って行きます。　岩黒山山頂付近では、コメツツジの花がまだ少し見られました。（見頃は６月）　そのまま尾根を下ると、岩黒山の西斜面を巻く道と合流し、丸滝小屋。避難小屋ではなく、大峯修験道の道場です。　東側から南に曲がりながら下り、やや心許ない桟道が連続する道を進み、最低鞍部で筒上山頂への笹の尾根道を右に見遣ると、山の東斜面を巻く道です。　深いブナなどの太古の森に感じ入ります。　古い石段を上り始めると、「生きた化石」と呼ばれる古代遺存植物の一つ、キレンゲショウマが咲いていました。　更に進むと、突然大きな石垣が現れ、そのたもとに　　　シコクフウロがたくさん咲いていました。この石垣の上に上がると、修験道覚心寺道場がありました。　その裏手が岩場に囲まれた筒上山です。鳥居を抜けると大きな岩場があり、左端に鎖とロープが設置されているので、ここを登ります。この日は岩が雨で濡れていたので滑りやすく、下ればかなり難しく、危険度が高かったのですが、上りになるようコース設定して良かったです。　岩場を登り、笹の坂道を登り切ると、筒上山山頂です。南の山頂には大山祇（おおやまつみ）神社、北の山頂には、権現社が祀られていました。　笹の尾根道をかき分けながら北に下り、桟道を再び通過して丸滝小屋に戻ります。ガスが晴れて周囲が見渡せるようになってきました。　丸滝小屋の南で、小屋裏の岸壁の行場が望め、小屋前からは石鎚山のの姿がハッキリ望めました。裏に行場、前に石鎚山の眺めとなれば、道場に申し分のない場所ですね。　丸滝小屋からは左側の岩黒山の巻き道を歩いてみました。　岩や倒木に苔がびっしり生え、ウラジロモミの純林が良かったです。　土小屋駐車場に戻って、もう一度石鎚山を眺めました。　　　石鎚山と二ノ森　　　霊峰石鎚山　日本七霊山の一座で、ここから見る石鎚山の姿は峻厳で、曼荼羅に描きたくなる山容ですね。　ここは登山者が少なく、じっくりと歩くこともできるので、自分と向き合うにも良いかもしれません。

  2022.08.10

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  夏のひととき

  こんばんは、ほうとうです。　週末に車でプチ帰省してきました。　お盆期間は込み合いますし、８月１１～１４日は、高速道路の休日割引が無いとのことなので、今週末に行ったのです。　墓参は当然ですが、今も父が住んでいる実家の蛍光灯を交換し、花壇に花の苗を追加して植え付けておきました。　帰路の福山S.A.（上り）にちょっとしたバラ園がありました。（福山市はバラで売っている街です。）　高速道路上で故障車を結構見かけました。車の点検と体調管理とにお気を付けてご旅行下さいませ。

  2022.07.31

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  雄峰の山頂で風景遊び

  こんばんは、ほうとうです。　前日（１７日）、仙丈ヶ岳から小仙丈ヶ岳を経て尾根を下り　　　ガスから浮かび上がる甲斐駒ヶ岳を見ながら、次はあの頂だ！と思いながら、北沢峠、長衛小屋前を通って少し登り返し、仙水小屋に泊まりました。昼頃にしっかり降りましたが、夕方には雨が上がって小屋前から小仙丈ヶ岳が見えました。　翌朝早めの朝食を摂って、甲斐駒ヶ岳（東駒ヶ岳、木曾駒ケ岳を西駒ヶ岳とも呼ぶので、この別名があり、伊那谷から見るとそう言う配置になります。）を目指し出発します。　岩ゴロゴロのゴーロ帯と森の境の道を緩やかに登り、仙水峠に到着です。　　　仙水峠から朝の（左から）金峰山、大菩薩嶺　この先、駒津峰への急坂を登りましたが、ガッスガス。いや、山頂ではきっと晴れる、と言い聞かせて進みます。　六方石という巨岩前を通り、直登ルートを左に見遣り、山頂南側の砂礫の巻き道を行きます。　摩利支天への分岐を右に見遣ると、ガスが晴れて来ました。　少し登って、ガイドさんがとっておきの場所を紹介してくれました。　　　黒戸尾根8合目御来迎場の二本剣　山頂はあと僅か、黒戸尾根と合流し、いよいよ山頂です。　遠望は無理でしたが、周囲の眺めで楽しみます。　　　鳳凰山と富士山　　　赤岳と足下に頂上ビーチの日向山　　　摩利支天と富士山（鳳凰山は雲の中に）　富士山でトリック写真も撮りましたが、それは非公開です。　　　鋸岳　黒戸尾根側の駒ヶ岳神社本社に立ち寄り、下山開始です。　駒津峰付近まで戻ると、山頂がすっきりと望めました。白い花崗岩のピラミッドが良く分かります。　この後、双児山経由で北沢峠に降りました。　久々の高山を楽しく歩き、下山後に温泉に浸かって満足して帰宅しました。

  2022.07.23

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