言葉が他人に与える影響について。
心理学では、「人間は貼られたレッテルに応える動物である」と言い
ます。
まさしく、貼られたレッテルのような人になるのです。
例えば、何かについて配偶者からサポートを得たければ、「どうしてあな
たは(君は)サポートしてくれないの?」と言うと逆効果です。
それより、「あなたが(君が)いてくれることが、私(僕)にとって一番の
サポートになってるよ。」と言う方が、さらなるサポートを得やすくなり
ます。
あるいは、相手から少しでもサポートが得られたときに、その嬉しさや感
謝を強調して伝えれば、相手はますますサポートしたくなります。
ある人への肯定的な言葉は、その人がいないときにもバンバン使いたいも
のです。
幸せな成功者は、「あなたの家族はどんな人達ですか?」で聞かれると、
「ありがたいことに、よくできた妻に恵まれ、また、子ども達も素晴らし
い子ども達で、私は本当に幸せです。」というように、肯定的な言葉で答
えます。
家族がいる時でも、いない時でも、肯定的な表現をします。
そういえば、子育てで使っちゃいけない言葉とか、そういうのばっかり心に留めとくと、言わなくていいのについ言っちゃったりとかするし・・・
「ぐずぐずしないの!」
「どうしてわがままばっかり言うの?」
「意地悪すると、嫌われるよ」
これからは、こう言い換えよう
「もうちょっと急いで」
「いい子にしてくれるとお母さんうれしい」
「優しくしたら、みんなが好きって言うよ」
いけないとわかっていて言ってしまう言葉。
わかってるなら、一呼吸置いて言い換える余裕を持とう。
たとえ言ってしまった後でも、すぐに言い直そう。
あと夫に対して。
特に否定的な面をあげつらってしまいがち。
ポジティブな言葉を使うようにしよう。
「私より10歳年上で、頭のいい会計士で、子供の面倒もよく見てくれる」
「将来は夫婦で共同事務所を持つのが夢」