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カテゴリ:ライトノベルの感想
橋本和也著「世界平和は一家団欒のあとに」を読んだ。
壮大なスケールの運命と、家族。この二つを同次元で語るばかばかしさと、運命にココロを乱される、普通の人間の心模様。そして、大事にしたいもの「家族愛」。と、同考えてもまとまらないであろう話を、軽妙な文章で書き上げた迷作。面白いですよ。 欲を言うならば、最後の解決に至るところをみっちりと書いてくれると盛り上がったんだけどね。 メンタルな部分の描写はなかなか。自分ではどうしようもないこと、犯してしまったとりかえのつかない過ち。それを抱えてでも生きていくこと。そんな部分が伝えたかったのかな? ま、文庫で530円分以上の面白さです。 世界平和は一家団欒のあとに くらしのeショップ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 2, 2007 11:29:49 AM
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