カテゴリ:トラブル
今日はさぁちゃんのピアノ発表会の日でした。
けど、7日から行っていた長野でのサマーキャンプで、さぁちゃんはケガをしてしまったのでした。 ガラスで腕と足を切ってしまいました。現地で救急車で運ばれ、手術をしてもらっていました。スタッフからの報告では、「深く切ったので何針か縫ったけど、手の機能には問題ない」と聞いていたので、本人の希望もあり、そのままキャンプに参加して、9日に戻ってきたのでした。 本人はいたって元気で、包帯の先から出ていた左手の指も動いている様で安心しました。 家に帰って、一応ピアノを弾かせてみたところ、中指と薬指の動きが悪い感じです。全体的にタッチが弱々しく、とても人に聞かせられる様なものではありませんでした。しかも、今回は銀座ホールで行うフェスティバルだったので、殆ど失敗のないメンバーでの演奏の様でしたので、「無理だなぁ~」と8割型思いました。 さぁちゃんは、銀座の良いピアノで弾けることをとても楽しみにしていたので、「出たい!」と言っていました。 10日に近くの総合病院で消毒をしてもらいに行った際に「中指と薬指が動かしにくい様です。」と伝えたところ、「それはおかしい。腱が切れているかも・・・」と言われました。 「明日、指の専門医がいるので、再度明日来て下さい」と言われました。恐らくそのまま手術になるので、入院の手続きをし、入院準備をして来て下さいとも・・・。 ピアノ発表会はキャンセルしました。 で、本日、専門医に診てもらったところ、手術&入院となりました。 麻酔は全身と局所があり、子供の場合は全身にすることが多いらしいが、本人の希望もあり、局所麻酔にしたので、入院はないかと思ったのですが、1日は入院と言うことに決定しました。 診察の後、病棟に案内されました。新しい病院なのですっごくきれいです。 病室には関係者しか入れない様、ロックがかかっています。エレベータホールでピンポンを押して、開けてもらいます。 病室もきれいです。4人部屋にしたので、既に3人の患者さんがいらっしゃるお部屋に入院となりました。皆さん、「若い子は珍しい」と歓迎して下さいました。 1時間ほど点滴をし、その後手術となりました。手術時間は約1時間と聞いていたのですが、1時間してもなかなか出てきません。途中で看護師さんが「手術は無事終わって、今本人は薬で眠っています。」とのことでした。 それから20~30分後に出てきたのですが、さぁちゃんは起きていたので、あれっ?と思ったのですが、どうも薬で寝ていたのではなく、手術中に自然とねむくなって寝てしまったらしい。大したものです!後で、先生に聞いたのですが、手術は大人でも大変なのに、良く頑張ったと。でも、先生達とも、手術中に先生達に元素記号の問題を出したり、ドラえもんの秘密道具の話とかいろんな話をしていたそうです。先生も、「この子はすごいよ!大人でも大変な手術なのに、肝が据わっていると言うか、手術中も全然怖がることなく平気で。将来が楽しみだ。」とおっしゃってくれました。 術後は手が腫れない様に腕を心臓より上にあげておかなければならず、バスガイドさんが「こちらをごらん下さい」と腕を上げてる格好を維持しなければいけません。 その日は点滴を受けながら、過ごしましたが、病院はやはり退屈ですね。しかし、この病院、新しく建て直した病院で、すっごくきれいです。ベッドは当然自動リクライニングだし、各ベッドに液晶テレビがあります(但し視聴は有料)。各部屋のベランダからは緑が見えます。 食事もちゃんと温かく出てきます。 さて、夜は私達は帰ることにしました。実は、入院説明時に「お子さんなので保護者の方も泊まって下さい。」と言われたので了解していたのですが、後で電話があって「保護者が泊まる場合は、個室となり、追加料金が必要です。」と言われました。そこそこのホテルの1泊料金並だったので、もっと小さい時に入院した時も大部屋で大丈夫だったのと、本人も大部屋の方が楽しいでしょうから、付き添い宿泊なしの4人部屋にしましたのでした。翌日、同室の方にお話を聞いたところ、予想通り、お隣の方と一緒にテレビを見たり、クイズを出したりして、結構上手に皆さんに甘えていた様です。 翌日には退院し、週1で診察、2週間後に抜糸、3週間後からリハビリ開始、5週間後に包帯生活から解放で、大体全治2ヶ月の予定です。 まぁ本人はいたって元気で、早めに腱がきれている事に気が付いて良かったです。気が付くのが遅れると切れた腱が縮んで、最悪移植とかになってしまうところでした。 先日、発見のきっかけとなったピアノ発表会の立派なプログラムを2冊もらいましたが、「1冊6500円だね」と考えつつ、ピアノがあったから気づけたと思う様にしています。ヤマハの個人レッスンには休会と言う考えはないそうで、行かなくてもレッスン料を払うか、退会するかしかないそうで、一度退会しようかとも思いましたが、さぁちゃんもピアノを続けたいと言うので、今は片手でレッスンを受けています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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