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カテゴリ:アメリカ生活
我が家が今仮住まいしているアパート(そう、移住して2ヶ月経っても船便が届かず仮住まい中)には、インド人の住民の方が非常に多い。
このあたりには、金融関係の開発部門やソフトウエア関係の会社が多いので、それらの会社で働くITエンジニアとそのご家族の方々だ。大体が1~3年の予定で滞在しているようだが、中には子供が大学を卒業するまでこちらで頑張るつもりの方もいる。 夕方に敷地内にある公園にうちの子を連れて行くと、インド人ファミリーもちょうど子供を遊ばせに来ているので、5~6家族と知り合いになった。 子供が遊んでいる間に、ご両親や祖父母の方々と立ち話をするのだが、驚かされるのは皆さん高学歴でしっかりした内容をお話されるという点だ。 とあるご家族のおばあちゃんは、インドがいかに美しい国であるかということを力説されていた。古代文明発祥の地のひとつであることを誇りに思い、インド国内で見るべき場所をいくつもいくつもあげてくれた。 また、信仰がいかに心の平和をもたらし生活を安定させるのかについて語ってくれた。神は圧倒的な力を持つのだから、何か起きてもそれは神の導きであると思うこと、謙虚に自分がすべきことをして、あとは神の手に運命を任せること、と。 また毎朝1時間のヨガと1時間のお祈りを欠かさないそうで、至って健康そう。 お話を聞いていて、日本の古き良き時代に通じる、共通の価値観を感じた。 また、別のご家族のお母さんは、インドの大学で会計学の博士号を取得されているそう。「インドの人がそんなに優秀なら、私なんか勝てっこないわね~」なんて素直に感想を言ったら、ちょっと鼻で笑われてしまった。 また、別のお母さんは、インド時代にプログラマーをやっていたそうで、うち主人の会社にポジションがないかどうか尋ねていた。主人が早速会社に照会したところ、ぴったりのポジションがあるとのこと。うーん、公園でリクルート活動ですか。 優秀な上に積極的、英語も問題なしとくれば、この国で生きてくのに問題なしで、うらやましいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月15日 02時07分03秒
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