バラの樹の寿命は?葉が黄色に・鉢上げ続き。
バラの樹は、基本的に樹木なので、管理次第ではかなり長持ちします。当農園の近くには、30年以上経ったバラの樹が、けっこうあります。ただ品種によりかなり差があります。バラを植えて3,4年目ぐらいが、一番元気があります。古い株になると、自然に花つきが悪くなりますが、花自体は落ち着いて、色や形は良くなります。これから秋から冬にかけての、大苗のシーズンです。すでに届いた方もいると思います。この時期のバラの大苗は、葉っぱが付いていないのが、普通です。かりに付いていたとしても、多くはないし、葉の色も黄色っぽく、いまにも落ちそうです。これから環境を整えて花を咲かせよう、と頑張る人以外は、水や肥料を、控えめにして休眠に備えた方が、賢明です。外に植えたり、大きな鉢に植え替えることは、もちろん良い事です。何れにしても、寒くなると、自然に葉が落ち春までお休みです(温度をかければ別)。暖かい日が続けば、これからも花が咲きますが、たぶん難しいでしょう。葉の色は、気にする必要はありません。何れにしても葉っぱは、なくなってしまうので、ゆっくり休ませて来年の春のバラの花を、楽しみにしましょう。写真のように、この秋、畑から堀あげたバラ苗は、丸坊主です。最初の写真は、当農園の鉢用に作る土の様子です。自力のある作り土に、バーク堆肥とピートモスを良く混ぜます。リン酸を主体とした有機肥料を加えてから、鉢の中に。植え終わったら、枝の切り口に薬を塗ります。これは切り口からの乾きや、病原菌の浸入を防ぐ為です。植えた後は、水をタップリとあげます。