『・・・雨・・・』
・・・夜半から降り続く雨、景色は雨に煙りぼんやりとした輪郭が浮かんでいるだけの風景・・・ 海は凪いでいるが遠方は霞んでいて見えない、灰色の空が被さってきている重苦しい、雨の音にかき消され風の啼き声は聞こえない、木々は静かに佇んでいるだけで山は静謐を保っている・・・ 屋根をたたく雨音はリズミカルで聞いていると雨同士での会話に聞こえる。滴同士で伝え合う何かが有るのかも知れない以心伝心の雨音は喜んでいるようにも聞こえるのは妄想かも知れないが聞こえる・・・ 沖を往く貨物船は雨に煙り薄ボンヤリとしか見えない、何処へ行くのか目的地へと船足は緩むことなく走らせ続けるのだろうが、船の動きは時間の観念が日常と懸離れて見える・・・何時も。 混沌としている日本国内の情勢、それに輪を掛けての世界情勢の激変は予測すらつかない状況を生み出している、各国の思惑からの発言は飛び交うが背後にある利害損得から離れた客観性ある論評には中々に行き当らない。結局、各々の思惑の中でしか発想や分析ができずに右往左往するだけの世界でしかない。 翻って日本国内はどうだと観れば、デジャビュの様に繰り返される野党の政府追及文言が流れてくる進歩のない質疑が繰り返される国会、メディア各社は安倍政権打倒を旗印に野党と共闘し税金の無駄使いを続け、国民疎外のままに国家弱体化・転覆を周辺国家と共謀し延々と続けている。 まともな国家とは言えない状況が出来上がり反日思想の巣屈と化したかのような日本国内、けれど大多数の日本人は既にそのカラクリは見抜いていてメディアや野党議員の資質や劣化した質疑、本質を嗅ぎ取っていてプロバガンダに踊らされることはない。 現在総選挙を行えば野党の総崩れは目に見えている状況だろうネ、私利私欲に走り国益など考えずに日本弱体化へと邁進する野党勢力、過去に拘り続けて現在さえもまともに生きられない野党集団には未来は見えて来ない。 難癖、イチャモン、重箱の隅を突く、捏造・歪曲、虚言、イメージ操作、スキャンダラスな報道に徹した視聴率稼ぎのメディアには期待も信頼性も失せて、制度疲労を起こした旧態依然の老害システムの最たるモノにしか映らない、赤錆の塊にしか見えないメディアは悲しい・・・セピア色には見えず。 お正月以来のGWが来る、列島移動が始まるゴールデンウィークへ向けての家族との旅行予定が待ちどうしい今月の末から連休も長そうだ。人間だけでなくペットも一緒に動くことに為るのだろうけれど人間よりも環境変化に敏感なペット達にも快適なGWと為ることを祈りたいネ・・・。 GW明けからの世界情勢は更に激変するとか、これまでの延長からの予測や予断は通じずに誰も見たことのない世界へと変貌するとか・・・想定していれば軽減するのだろうけれども、情報不足だ・・・・・・この辺の桜は今日の雨で大半は落ちてしまうだろう、残る桜も落ちる、悲哀を感じる桜花だが季節の卒業・入学・入社・転勤移動で落ち着かない中での開花だが、十分に心の滋養を与えてくれた日本国花はそこに在るだけで素晴らしい、すべてを輝かせてくれる大切な花の一つだろうネ・・・ ・・・春雨は生暖かい、秋雨は冷たいモノがある、季節感を漂わす春雨・・・