書名
もっと素晴らしきお菓子缶の世界【電子書籍】[ 中田ぷう ]
感想
2023年087冊目
★★★
諸君、私はカンカンが好きだ。
と、「
2023.04.10 2023年3月に読んだ本まとめ/これから読みたい本」に書いたのだけど、これは缶コレクターの著者のコレクションを存分に披露してくれていて、眼福でした。
前作『素晴らしきお菓子缶の世界』もぜひ読みたい。
著者は、お菓子缶研究家・フードジャーナリスト。
3歳の時、祖父に買ってもらった「CHRAMS」のキャンディ缶から、お菓子缶にはまる。
著者のお菓子缶コレクション棚なんか、もううっとり。
手元にあるだけで1000缶以上あるんですって。
亡き祖父の部屋を「お菓子缶部屋」として、棚にお菓子缶を展示。
シーズンごとに飾るお菓子缶を入れ替えたりしてるのだって。
この棚の写真が、もう垂涎。いいなー!!
無印良品の規格も見た目も揃った収納用品が、ピシーっと整然と並んでいるのもいいんだけど、色も形もバラバラのお菓子の缶が積み上げられている収納も私は大好き。
私の家では、スチールラック×お菓子の缶で収納している。
ちなみに、下のものを取り出したいときに上の缶を全部よけないといけないのでめっちゃ出しにくい。笑
細かく高さ調整できる棚×缶で壁一面収納とか出来たら素敵だよなあ。無理だけど。
この本は、とにかく可愛かったり綺麗だったりする缶がたっぷり載っている。
あれもこれも素敵!と眺めていて、自分の好みに気づいた。
私は、日本的「かわいい」より、西洋的な「装飾的」な缶が好きみたい。
特に幾何学的な植物モチーフや、英字のレタリングが美しいもの。
色もパステルカラーではなく、こっくりした濃いめの単色。
紹介されているなかに、「高知県立牧野植物園」のお土産缶があった。
朝ドラ「らんまん」にすっかりはまり、高知に行きたい私(影響されやす過ぎ)。
缶のデザインの「ぐるぐる」は、牧野博士のサインらしい。
(通称「くるくるまきの」=くるくる巻の「の」=くるくる牧野。かわいすぎか)
カラーバリエーション18種類もあるの!買う!笑
私が手持ちの缶で一番気に入っているのは、FAUCHONの黄色い缶。
小学生の頃から持っている。
カンカンは長持ちだし、収納にも使えるし(海外だとよくケーキ型にしているのを見る)、何より美しい。
生活にそういう「役に立って、美しいもの」があることは大切だ。
ウィリアム・モリスも「「役に立たないものや、美しいとは思わないものを家に置いてはならない」と言っているもの!
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