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テーマ:読書(8489)
カテゴリ:【読書】経済・家計・FIRE
書名 パックン式 お金の育て方 無理なく貯めて賢く増やす [ パトリック・ハーラン ] 目次 第1章 自由に生きるためにお金を正しく知ろう 第2章 お金を守るために節約筋を鍛えよう 第3章 収入を増やすためにお金にも働いてもらおう 第4章 手堅く無理なく増やすパックン式投資法 感想 2023年114冊目 ★★★ まず謝ろう。 読み終わってもなお、パックンの本を厚切りジェイソンの本だと勘違いしていたことを…。 最近テレビで投資家としてよく特集されてるしと読んでみたのよ。それ厚切りジェイソンだよ。 どうりで、「両親が離婚」「母子家庭で育つ」「8年間新聞配達」「ハーバード大学卒業」といった話に聞き覚えがあると思った。 2020年8月20日 世界と渡り合うためのひとり外交術 [ パトリック・ハーラン ] で読んだ内容だった。 パックンの経歴やこれまでの自伝としても面白かった。 で、今回は投資について。 1 お金の使い方を見直す 2 節約する 3 投資の土台を貯蓄する 4 長期&分散投資する というスタンスで、至極まっとう。 1 徹底的に節約する 2 一生懸命働く 3 投資でお金を増やす ことでお金は育つと言う。 収入は「3・5・2の法則」で、収入の3割を投資、5割を生活費、2割を娯楽費にというのもしっかり「娯楽費」が確保されているのが良い。 この本を読んで、また医療保険解約するか悩んだ。 掛け捨ての月1800円の医療保険に大学を卒業してからずーっと加入している(幸いにも一度も使ったことはない)。 でも、パックンが言うように(そして多くのこういったお金の本に書かれているように)、日本の医療制度は充実しているし手厚い。 ある程度の貯蓄があれば、医療保険は不要なんだよなあ。 やめよっかなー。 …ってずっと思ってるんだけど、なんかこう気持ち的に、解約したら病気や事故にあうのでは?!と思ってしまってビビって解約できてない。 一方、パックンは「損害保険」には絶対に加入しておいたほうが良いと勧める。 特に対物対人のね。 …私、入ってたっけ。子どもの保険は掛けたんだけど。付随して保護者も適用されたりされなかったりだったような。 パックンは、パッシブインカム(不労所得)がアクティブインカム(勤労所得)を超えることを目指しているのだという。 経済的自由を手に入れれば、生き方の選択肢が増える。 「好きだから働く」。趣味として働く。 それが出来たらなあ。FIRE(経済的自立と早期退職)したい。 FIREには ・年間支出の25倍の資産 ・生活費を投資元本の4%以内に抑える という達成ポイントが挙げられる。 でもこれ、かなりハードルが高い。 それに、パックンはFIREを目指してない。 働くことをやめたいと思わない、仕事は「人の役に立つ」ことだから。 パックンは言う。 Financial Independence Retire Early を、 Financial Independence Relax Early にしよう、と。 暮らしにゆとりが出来たら、自分がしたい仕事をしよう。 やりたい仕事に集中しよう。 私もそう思う。 パックンがお勧めする投資方法はシンプルで、 「インデックスファンドに投資をして、ずっと触らない」。 私も、まず投資を始めたいという人にはインデックスファンドをドルコスト平均法で購入(毎月定額購入)することお勧めする(パックンは、ドルコスト平均法は手持ちのお金があるなら機会損失しているのでさっさと投資することを勧めているので、ここは意見の相違)。 投資信託は楽ちんだ。「キミにきめた!」でパッケージを選んだら、あとはコツコツそれを買うだけ。 自動積立設定にしていれば、毎月決まった日に決まった金額内でその時買える分だけ勝手に購入されている。 個別株は選ぶのが大変。 ただ、優待や配当も含め、その企業への愛着も湧くし投資の面白さがある。 私は個別株をやろうと思って迷って買えないまま数年経って(笑)、そこから個別株を買い、投資信託を買い…として、「こんなことなら早いこと投資信託買っとけばよかった」と思った。 なお、パックンは暗号資産には否定的。 この本を読んで知ったのだけれど、クリプト(暗号資産)は、消費電力がめちゃくちゃ大きいんだって。 2022年のニュースによると、クリプトによる年間の電力消費量はオーストラリアの年間電力消費量の80%! ええ〜。計算にすごく電気を使っているってこと?? 私も暗号資産には手を出すつもりはない。何がなんだか分からないから。 読了後、手持ちのお金をもうちょっと投資に回そうと思って(パックンがまとまったお金があるならドルコスト平均法じゃなく投資したほうが良いと言っていたので)、毎月の投資信託額を倍額に設定しました。それでもドルコスト平均法だけどね。私は。 あと、パックンの話を聞くと不動産面白そうだなと思って(これまでは家余りの時代だから投資から外していた)、手を出していなかったリートインデックスも買ってみることにした。 ついでに先進国債券と海外新興国債券も投信で積み立てることにした。 本の影響を受けすぎである。笑 セクター型インデックス(特定ジャンルの銘柄を集めたファンド)は初めて知った。 面白そう。 投資信託って、単なる数字の上下になっちゃって、「ここの企業を買いたい」みたいなことが出来ないのがつまらないと思ってた。 でも、自分の興味や関心に応じて選べたら楽しいな。 しかしまあ、FIREの道は遠い。 とりあえずドリームジャンボを買った…。(おい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.29 08:25:02
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